お腹責め(1)お腹板落し
ストーリー
明美さんの会社の就業規則は、
仕事でミスしたら5時以降にその反省の時間が設けられています。
明美さんは、
その就業規則がとても気に入っています。
『うちの会社は、社員のことを何て大切に思ってくれているんだろう。嬉しいな!』
で、この前も千佳先輩から実際に指導をしてもらったし、
もっと、もっと仕事で会社に貢献しないといけないな、、、、、と思っています。
ある日、また会議がありました。
明美さんの上司の原田課長も出席します。
原田課長も何だか張り切っている様子でした。
明美さんが『課長!頑張ってきてください!』と声を掛けると、
課長も『うん』とうなづいて胸を張って出ていきました。
何だかとても素敵だなと明美さんは思いました。
1時間位して、千佳先輩が会議室にコーヒーを17個持っていくように言いました。
先輩と明美さんと2人でやる予定が、先輩は急用で外出しないといけないらしく、
明美さんが全てをまかされた感じになってしまいました。
千佳先輩は、
『2回に分けて運んだらいいからね!』 そう言って出ていきました。
明美さんは、コーヒーに直ぐ取り掛かりました。
コーヒーが途中で冷めるのも計算して、かなり熱めに入れました。
「2回に分けてか~、、、?」
「それよりも1回にまとめた方が、みんなに一度に渡っていいかな~?
「そうし~よおっと!」
それが、大きな失敗の元でした。
コーヒーを載せたプレートは、明美さんが思っていたより、はるかに重く
それをやっと持ち上げて、ぐらぐらしながら会議室の前まで運んできました。
ドアをノックして開けるのには一旦、コーヒーのプレートを床に置かなければなりません。
明美さんは、やっぱり先輩から言われたように2回に分ければよかったな!!
ぐらぐらしながら、コーヒーをこぼさない様に、何とか会議室に入ることが出来ました。
会議室は、何だかとても熱気のある雰囲気でした。
怖い顔をした、変なおじさんもいました。
原田課長と直ぐに目が合ったので、明美さんは、にっこりしましたが、課長は何だかとても
心配そうに明美さんを見つめました。
それもそのはずです、明美さんの手元は本当にぐらぐらしてて
今にもコーヒーを落としてしまいそうだったからです。
実際、明美さんの手首はもう限界近くになっていました。
でも何とか頑張って会議室のテーブルまでコーヒーを
運ぶことができました。
原田課長の方を、ちょこっと見ると、少し安心したような表情でした。
明美さんも内心、やったー!運べた~っ!と思って、ホットした瞬間です!!
「がっちゃん!」
とても大きな音がしてプレートが手から抜けて、
コーヒーがテーブルのほぼ中央に落ちて破裂しました。
全部です!
みんなが一斉に、
『わーーーーっ!』 と大きな声で飛び上がりました。
『熱っーー!』 とか 『あちっ!アチ!』 とか言っていました。
椅子から落っこちた人もいたようです。
明美さんは落とした瞬間に、直ぐに逃げましたので、
コーヒーはかかりませんでした。
ラッキー!と思いました。
—————- そして、5時がきました。
先輩が言いました。
『 明美! 今日はかなり派手にやってくれたようね!反省室だよ!』
明美さんも本当に反省していました。
みんなが、コーヒーを飲めなかったのが残念だったんだ!!と。
反省室での千佳先輩による育成(社内規定34条、3項.お腹にテーブル板落し1時間)
下の動画は反省室の様子です。
先輩は今回も、とても熱心に明美さんの教育に頑張ってくれました。