ある休みの日、私は家の物置の中にいました。
色んな物が置いてあって、工具なんかもあります。
カマやノコギリ、かなずち、スコップ、移植ごて、草刈り機、ロープ、
きりがないほど、いろんなものが棚や引き出しに置いてあります。
その中で巨大な鉄製のハンマーが目に入りました。
かなり錆びていて、柄の木の部分も黒く変色しているものです。
今までにかなり使われていたものと思います。
私は、それを見て思いました。
「すっごい! 私にピッタリだわ!」
ず~っと使われていなく、ほこりをかぶって物置の隅っこに立てられている
とても大きくて重い鉄製のハンマーです。
硬い地面に鉄杭などを打ち付けるためのハンマーです。
先は鉄の塊で、どんなものにも負けないくらい硬く丈夫です。
硬い物を強烈な力で打ち、砕いてきたハンマーが物置の隅っこで
忘れ去られているのです。
でも、今回復活です。
私が持ち上げようとすると、うっ!となって持ち上がらない、
2回目の動作で持ち上がり、その重さを感じました。
鉄の部分に手で触れてみました。
とても冷たく、硬く、力強い物でした。
私は、タオルでハンマーをゆっくり磨きました。
その時の私の気持ちは少しですが変な感じでした。
このハンマーで私の柔らかいお腹を打ち付けられたら、
お腹の中身はどうなるんだろうと想像し、手を止めて目を閉じて
その光景を頭の中に描きました。
私の柔らかいお腹と、この鉄ハンマーの硬さは、あまりにも対照的です。
硬いものを打ち砕くハンマーが柔らかいお腹をつぶすのです。
大きな鉄の塊が柔らかいお腹に食い込む、、、
お腹には人間の内臓が入っています。
私の内臓です。腸です。
それをこの鉄の塊が容赦なく打ち付けるのです。
このハンマーの生い立ちで、かつてないことが起こるのです。
お腹は、きっと、ぐちゃっ!とつぶれてしまう。
想像した光景がはっきり見えてきました。
私のお腹は肌をむき出しで、力を抜いて呼吸運動で上下しています。
そのお腹の上に、このハンマーが真上から落ちてくる、、、、、
私の腸は、この鉄の塊にぐちゃぐちゃにされる、、、、、 ああ、、
何とか部屋へ持ち帰ったハンマーを、仰向けのお腹の上に乗せてみました。
生肌のお腹がギューッと圧迫されました。ひんやりと冷たい。
すごい重量です。
私は、その状態で何もせず、じ~っとしていました。
すると、下半身がジーンと熱くなってきます。
汗もにじんで来ているのが分かります。
硬い鉄の塊が、私のお腹の上に乗って、これから私の内臓を
つぶしてしまうんだ!
もう快感以外の何物でもありません。
自分が、どんどんあの世界へ向かって走り出しているのです。
あの、甘酸っぱい、私だけの世界です。
私は、こん身の力でハンマーの柄を持ち上げて、
そして、力を抜いたお腹の上に高さ60cmから落下させました。
「ぐちゃ!」
動画は会員ページに載せておきます。
夢と幻想の森
(良い子はまねをしないようにいたしましょう)