あなたは今日、夢を見ます!
現実の過去のことは頭の中にある思い出です。夢も頭の中にあります。
だったら、夢と現実は同じなのかもしれません。
あなたが今日見る夢です。
あなたは車を運転をしています。
すると、何故か気になる脇道がそこにあって、
気まぐれに、その道に入っていきます。
今まで、あなたが行ったことのない道です。
道をしばらく走ると小さな神社があって、
へえ~!こんなところに神社があるんだ、知らなかった、、、?
自然に囲まれた神社はとても静かで空気もキレイで小鳥が鳴いて、、、
それに誘われて、あなたは車から降ります。
まるで現実とは違った世界がそこにあるように思えました。
小高いところに小さなベンチや藤棚もあります。
山裾に小川が流れていて、水のせせらぎも聞こえてきます。
こんなにきれいな場所があるなんて、、、
ぶらぶらしていると、森へ繋がる小道があります。
行ってみよう!あなたはその時そう思います。
どこへ繋がっているんだろう、、、?
冒険心豊かなあなたは小道を登っていきます。
人気のない小道には知らない草花が咲いています。
石や岩がゴロゴロして足元も良くありません。
のんびりとした気分で小道を進んでいきます。
その時です。
えっ! 信じられない!
小道を外れた森の中に女性がいるのです。1人だけで。
一瞬あなたは警戒態勢に入り体が硬くなってしまいます。
えっ! 嘘!
あの女、こんなところで何やってんだ?
女性は大きな木を背にしてロープで何かをしようとしています。
夢中になっていて、あなたの事に気が付きません。
あなたは、何か困っているのかと思って、
「どうかしましたか?」と女性に声を掛けます。
すると、女性は、ビクッ!として飛び上がって驚いた様子です。
大きな目で、森の中からあなたを見ています。
じ~っとあなたを見つめています。
何故か動こうとしません。
何も言わず、ただあなたを見ているだけです。
何か困っているに違いない!あなたは、そう思って、
彼女に近づいていきます。
彼女のいる場所へ近づいて分かったのですが、動けない理由は
大きな木にロープで彼女の体が巻かれているからです。
細身で色白の、どちらかと言うと、あなた好みの女性です。
その彼女が木にロープで巻かれたまま、うつむいています。
彼女は不安げに胸元に手をやって黙ったままです。
少し震えている様にも見えます。
あの~お、、、 何か手伝うことありますかあ~?
あなたは、親切心で、そう彼女に尋ねます。
彼女は、一息入れて顔を上げ、あなたに言いました。
お願いがあります。
この木に、このロープを使って私のウエストを締めてください!
信じれない内容です。
あなたは、それに驚きますが、彼女の本気さから、
彼女の願いをかなえることにしました。
棒をテコにしてウエストがちぎれるほど締めて欲しいと言うのです。
それでなくても細いウエストをロープで木に締め付けるなんて
彼女のウエストはどうなるんだろう?
あなたは、少し迷いますが、やることにしました。
あなたは足元にある長めの棒を拾います。
う!と手元に違和感を感じますが、
棒をロープと木の間に挟んで、彼女のすぐ横で回していきます。
棒は簡単に回って、徐々に彼女のウエストにめり込んでいきます。
ゆっくり、ゆっくり回していきます。
しっかりとしたロープです。
棒は長めで、その先端を持てば力などいりません。
ですが、彼女のウエストには大きな力がかかります。
棒とローブの接触点からロープがきしむ鈍い音が聞こえてきます。
ウエストが締まっていくのが分かります。
彼女の息が徐々に乱れていきます。
あなたは、ちゅうちょして手を止めます。
すると彼女の温かい片手が、あなたの手を握って、
回る方向に動かすのです。
あなたは、続けて回していきます。
テコの棒が突き当りで止まって、それ以上回せません。
極限まで締まっているのです。
ロープはウエストに食い込んでもう見えません。
彼女の体は本当にちぎれてしまいそうです。
「うーーーーっ!」という
彼女のうめき声がかすかに聞こえてきます。
胸を突き出し、ウエストでくの字に折れた彼女の体にロープが
食い込んでいるのです。
ロープと木の隙間はほとんどありません。
その隙間に彼女の薄いウエストがあるのです。
何と残酷な光景でしょう。彼女は本当に苦しそうです。
そうあなたは思いました。
でも次の彼女の声にあなたは驚きます。
ああーーーーーーーーっ!
気持ちいい、、、、、
もっと締めて! もっと強く締めて!
お願いします! もっと、、、、!
快感よ、、、、! このまま続けて~! ず~っと!
彼女は苦しいのではない!
気持ちがいいんだ! 快感なんだ!
その時、あなたは気が付きます。
彼女の胸元には汗がにじんでいます。
もっと強く締めてください!小さな声で彼女が言います。
あなたは、ためらうその手に力を込めて、一瞬、
「ぎゅ!」 と回します。
すると、何かがつぶれたような感触が、あなたの手に伝わってきました。
「ぎゃ!」
「うーーーーーーーーーーーーーーーっ!」
彼女の長い長いうめき声が森の中に響きます。
「あああああああああああああ!!!」
気持ちがいい、、、、、!
最高だわ! もっと! 締めて!
快感だわ、、、! これって何なの?
体が燃える、、、、! も、、、っと!
もっと締めて!
あなたは、懇親の力を棒の先端にかけて
体重を利用して彼女のウエストを締めます。
彼女にとって極限などありません。
例えあっても、更にその向こうを望むのです。
彼女の胸元ににじんだ汗が光の筋を描いて
いくつも流れていきます。
体が熱い!、、、、! 気持ちがいい、、、!
もっと、、、 締めて! もっと
溶けていく! 私が溶ける、、、!
う~、、、、
あなたは、彼女のウエストの中を想像します。
彼女の内臓を想像しています。
彼女の柔らかい腸がつぶされている様子をです。
あなたのその手が、ぐちゃぐちゃにしている彼女の内臓を、、、
今まで、経験したことのないような興奮があなたを襲います。
自分では気が付かなかった、あなた独自の性欲に火が付くのです。
もう引き返すことは100%不可能です。
後は、求めるだけしかありません。
優しいあなたは、棒を締めたままで彼女をいたわる様に抱きしめ、
彼女はあなたに全て身を任せ、あなたに寄りかかってきます。
彼女の髪の匂い、体の匂いがかすかに風に乗って、
あなたを刺激し、更に興奮させます。
あなたは思うのです。
偶然じゃあない!車であの脇道に入った時から決まっていたのだと!
彼女のウエストをもっともっと締め続けたい。
彼女の内臓をもっとめちゃめちゃに締めつぶしたい。
でも、一方で、あなたの夢はどんどん覚めていこうとします。
自分でも分かるのです。
この森から出たくない!もっと彼女を締めていたい!
その思いがあなたを、かろうじて夢の中に繋いでいます。
少し目を開けると夢は覚めます。
覚めそうです。
夢に戻ろうと必死です!
まだ完全には覚めていません。
まだ夢の中に彼女はいます。
覚めていく夢の中で、彼女はあなたに言います。
「会えてよかった!」
「あなたは誰?」
「あなたがイレットなの?」
「また会えるよね?」
あなたは、そんな彼女に何かを言うのですが、
同時に、彼女の姿はす~っと消えていきます。
完全にあなたの夢は覚めます。
あなたは毎日、眠りにつく時、もう1度でいい、
あの森で彼女と過ごしたい。
あの時、あなたが最後に彼女に言いたかった言葉を、
彼女に伝えたいと願うのです。
夢と幻想の森