さりげなく、あなたは彼女の後ろから
「どうかしましたか?」
と声を掛けました。
次の瞬間、
きゃーー!
えいっ!
ドン!と今まで聞いたことのない、変な音が頭の中でして
地面が急に顔に近づいてきました。
痛てーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
その衝撃でベットから跳ね飛ばされ、ベットから床に落っこちて、
もう一度、後ろ頭をゴン!とフロアーの板にぶつけてしまいました。
ぎゃっ! いてーーーーー–え!
仰向けに床に落っこちて、目の中で花火がはじけました。
その時です。
あなたの部屋の殺風景な天井から、ゆっくりとピンクのハンカチが
顔の上にゆっくりと舞い落ちて顔にかぶさりました。
ああ、、、! ピンクのハンカチ、、、
あっ!これは彼女の匂い! 愛おしい彼女の甘い匂いがあなたを包み込んで、
頭の激痛の中でピンクのハンカチ越しに透ける光が輝いて見えます。
一体どういう言うことなんだ??
ここは俺の部屋。そしてさっきまであの森の中にいて
彼女に近づいたとたんに棒が真上から落ちて来て森からこの部屋まで
吹き飛ばされた。
このハンカチはさっきまで森をさ迷っていた時に、彼女と初めて会った
あの木の下で拾ったものだ。彼女のハンカチに間違いない!
間違うはずはありません。
ハンカチをかぶったまま、彼女を感じながら
何とか頭を整理しようとするのですが、
理解できるはずがありません。
その時です。
ハンカチ越しの光の中からかすかに声が聞こえてきます。
イレットちゃん! 私の背中を押して、、、、!
思いっきり押して、、、、!
うそーーーーーー! 彼女の声! 聞こえる! 彼女が近くにいる!
顔からハンカチをサッ!と素早くめくり立ち上がると、そこには、
大きな岩から斜め上に突き出た棒を腹に刺し込んだ彼女が目の前に居るのです。
彼女だ! 俺の目の前に彼女が! い・る・
理解する暇なく場所が一転し、理解する間なく状況がどんどん変化していきます。
黒のスカートが、オレンジのズボンンへ。
一瞬にして時間がずれ始めているのです!もう時間のずれなんてどうでもいい
彼女がそこに間違いなくいるのだから!
目の前の彼女は柔らかいお腹にその棒を突き刺して何かを言っているのです。
イレットちゃん! 私の背中を押して、、、、! 確かにそう言っている。
イレットちゃん? 誰なんだ? イレットってだれだ?
そう言えば、最初に出会った時にも、あなたがイレット?とか言っていた、、、
今、彼女はとても興奮してて、そのイレットに何かを懇願している!でも、
話しかけているイレットなんてどこにもいないじゃないか、、、?
ここには俺しかいない!
もっと、、、強く! 思いっきり押して イレットちゃんー
じゃあ俺がイレットになってやってやろう!
彼女の願い通りのことをしてやろう!
あなたは彼女の細いウエストの背中に両手を添えて
後ろから全体重を掛けて、ぎゅっ!と押し付けました。と同時に、
「きゃーーーーーーーーーぁ!」
「ぐちゃっ!」とかすかな音が聞こえた気がしました。
両手に彼女のお腹の中の何かが背中越しに伝わってきました。
棒はお腹の一番奥の柔らかいものをつぶして止まり、
更に、その先の何かを動かした感じがして、それがあなたに伝わってきたのです。
彼女は、うっ! と短いうめき声を上げて、ゆっくりと崩れるように
地面に倒れていきました。
あっ! 危ない!
あなたは彼女の体をしっかりと両腕で受け止め、だらりとなった彼女を
抱えて平らな草のところまで運んで寝かせます。そして
その傍で彼女を見つます。
目を閉じて首をのけ反らせている悩ましい姿があなたの男として性欲に
火をつけてしまいそうです。
彼女ののけ反った細くて白い首があなたをそそります。あああ、、、
彼女は完全に気を失っています。
会いたくて会いたくて、でも会えなかった愛おしい彼女が今あなたのすぐそばに
横たわっているのです。
俺は今までず~っと何かを求めて来た気がする。それが何だか分からなかった!でも
この森の中でやっと見つけた大切なもの、大切な人。
それが、彼女だったと確信した。
ところが、どんなに探しても願っても、その彼女に会えなくて
苦しみ続けてきたのです。
その彼女が、今あなたの直ぐ横で眠っているのです。
思いっ切り抱きしめたい!
強く抱きしめて自分の物にしたい!
俺は 俺は 男! 好きな人を抱きしめて何が悪い!
彼女だって俺のことを好きなはずだ! だったら、、、だったら!
イヤ! ダメだ!
彼女は今、気絶している。そんな状態で抱きしめるなんて、、、そんなこと
俺は痴漢じゃない!
心の中で格闘しながら、あなたは彼女の呼吸で動く体の
胸や、お腹を見ています。
あああ、、、この柔らかい腹部にはあの時ロープで極限まで締めて感じた
内臓が、腸が、いっぱい詰まってうごめいている。
あの時の感触が忘れられず今までどんなに悩まされ苦しんできたか知れない。
そして、彼女も責められることを心から望んでいる。
現にこの森でたった一人で、自然の木や岩で責めているではないか。
だったら、、、今まで思いを募らせてきたことを今やってもいい!
今なら何でも思い通りに出来るではないか!
それに彼女には俺の姿は見えないのだから。。。
イヤ! イヤ! いけない。卑怯だ! 卑劣過ぎる!
俺は痴漢じゃない!
そんな入り乱れた思いの中、我慢しているにもかかわらず、
自然に右手が彼女の柔らかい腹部へと伸びていきます。
と、その時です。 ドキ!
彼女が目を開けて上半身を起こして、辺りをキョロキョロ見回しはじめ、
「ラベンダー?」と訳の分からないことを言っています。
あなたが、すぐ傍にいることには全く気が付きません。
時のねじれが生んだ信じられない現象が今も又起きているのです。
しばらく、お腹をさすって満足げにため息をついていましたが、
何かを見つけた様子です。少し先にある大きな岩を見つめています。
巨大な岩石です。じ~っと見つめています。
その先端が信じられない!
まるで、刃物のように鋭く尖って真上に向いているのです。
まさか! あの先に腹を、、、、、、
その先端は、想像を絶するものです。
先ず、その大きさがすごいものです。
何トンもあるような岩石が、少し離れたところにあって、
それがピラミッドのように、先端が尖っていてるのです。
おいおい待てよ!まさかあの岩の先端に腹を乗せるつもりじゃあないだろうな、、?
あれに腹なんて乗せると内臓がどうなってしまうんだ?
先端は刃物のようです。でも予想した通りです。
彼女は、立ち上がりゆっくりとその岩に向かって歩いていきます。
そして、岩に両手を立てしばらく目を閉じて思いにふけっています。
何だか呼吸が早くなっていくようです。そして
上着をめくり、真っ白の生の腹部を尖った先端に近づけていきます。
あなたの興奮度は限界です。今までこんな状況を想像もしない
見たことのない光景が目の前に広がっていきます。
信じられない!
でも正直、彼女のこれから行うことを待ち望んでいるあなたが
そこに居るのです。
鋭い岩の先端が柔らかい柔らかい彼女の腹部の内臓の中に
ゆっくりとめり込んでいく様子を何としてもあなたは見たいのです。
柔らかい腹部と鋭い岩があまりにもアンバランスでその光景に
今まで感じたことない自分でも気が付かなかったあなた自身の何かが
どんどんと芽生えていくのです。
岩の先端はこのままいくと彼女の内臓に深く突き刺さってしまう。
彼女の体を心配しつつ、期待がどんどん膨らんでいき、その光景が
あなたの脳に深く突き刺さっていきます。
彼女は全身の力を抜いて岩に覆いかぶさりました。
あなたは、ロープで彼女のお腹を極限まで締め付けた時の興奮が
よみがえってきます。
彼女の腸の感触です。そして今、ロープではなく岩の先端が
内蔵に深く食い込んでいるのです。
彼女の内臓の状況を想像してどんどん、あなたはエスカレートしていきます。
腸がぎゅーっ!と岩先に突き込まれ、激しく変形している様子が目に浮かぶのです。
あまりの興奮で目がくらみます。
彼女はず~とその状態のままで岩から腹を離す気配はありません。
自分の体重でわざと岩に強くお腹を押し当てているのです。
その度に、かすかに腸の音が聞こえてきます。
ぐちゅ ぐちゅっ~
ああああああ、、、、、、
すごい、、、、、!
快感! 気持ちいい!
イレットちゃん! 背中に乗って!
お願いーーーーーーー!
そう彼女が言っています。
俺がイレットか?!
あなたは、彼女の内臓が潰れてしまうかもしれないと思いながらも、
今あなたが一番やりたいことをやります。
それは、彼女の腸を極限にまでつぶしてしまうことです。
彼女もそれを望んでいます。
言われた通り彼女の背中にバサッとうつ伏せに
乗ってしまいました。
「ぐちゃ!」と音が聞こえました。
「うっ!」
きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
と悲鳴を上げて彼女はその状態のままで気絶してしまいました。
鋭い岩の先端が腹部に食い込んだままです。
しまった! やり過ぎた! 勢いあまって全体重を一気に
彼女の背中にかけてしまったのです。いけない!大丈夫か?
そう思って彼女の背中から離れようとするのですが、出来ません!
あなたの欲望は燃え立つばかりです。
降りられない!
彼女の内臓と岩の先端の状況が頭の中に浮かんできて、まるで自分が
岩の先端になったように思へて彼女の背中から離れないのです。
彼女の腸をもっともっとめちゃめちゃにしたい!
その激しい欲望を抑え切れません。
あなたは、体重を掛けたまま彼女と一体になって大きく揺らし続けます。
背中から彼女のぬくもりが伝わってきます。
背中から彼女の香りが伝わってきます。
背中から彼女の呼吸が伝わってきます。
背中から腹に食い込んだ彼女の内臓が伝わってきます。
愛おしい彼女と同じ時間を共有し、その彼女の腹を責めることができる
そんな喜びが今まであっただろうか? この世の中にあるだろうか?
この思いからもう絶対に逃げられない!でも生きていてよかった!
2人がこうして一体となってこの神秘的な思いを共有することが
彼女の強い望みであり、あなたの強い望みだと確信します。
岩の先端は彼女の柔らかいお腹に食い込んだままです。
そして、それが腸を極限につぶしたままです。
体が大きく揺れる度に、
今までに聞いたことのないようなぐちゃぐちゃ音が聞こえてきます。
それがますますあなたを刺激して、ず~っと彼女を揺らし続けます。
どれくらいそれを続けたのかわかりません、あなたは
彼女をゆっくりと優しく抱きかかえて元の場所に寝かせました。
彼女の内蔵は想像を絶する力で岩に突き刺され、かき混ぜられたはずです。
ですが、それを想像するといつまでも興奮は収まりません。
目の前に大きくはだけた真っ白な彼女の腹部が覗いています。
その中の物を想像するなと言われても無理なことです。
でも、俺は痴漢じゃない! それでも!、、、、、、
大好きな愛おしい彼女が、そのお腹を大きくはだけてすぐ目の前に
横たわっています。
その内臓は想像もつかないほどにめちゃめちゃです。
この真っ白のお腹の中に今まであなたが片時も忘れることのできなかった
あの感触の内臓があります。
俺は彼女が死ぬほど好きだ! そして彼女の内臓の感触から逃げられない!
あなたの中に隠れていた今まで気づかなかった心の扉が
彼女によってどんどん大きく開かれていきます。
それは、奇妙な夢を介して彼女とこの森で出会ったことが始まりです。
この森で彼女と初めて会った。それは夢の中での出来事。
ところが、理屈に合わない現象の中でそれが現実のものとなり、
いつから求めていたのか分からない何かをあなたはこの森の中で
見つけることが出来たのです。
彼女に対しての純粋な愛情と、2人が共有している神秘的な性癖です。
あの時、やっと出会えたと言って彼女は涙を流した。
もうどこにも行かないでと彼女は言った。
そして、あなたも、もう決して離さないと決心したのです。
その彼女が今あなたのすぐ目の前に柔らかいお腹をはだけて
眠っているのです。
あなたは、自分の中の理性と戦いながら、彼女とその柔らかいお腹を
見つめています。
えぐられたように落ち込んだ白いお腹が呼吸に合わせてゆっくりと
動き、鳩尾はかすかに鼓動を伝えています。
あの時の思いがよみがえってきます。最初の森の中でロープで締めた
そのお腹を口にした、あの思いです。あの時彼女だって無言の了解をした。
だったら、、、、、、今も、、、
今あなたは、その真っ白い肌に顔を近づけていきます。
そして、鼓動でかすかに動く鳩尾に口を付けます。
彼女の鼓動が口の中に伝わってきます。
あああああ、、、、これは、、、あの時と同じだ、、、
温かい! 彼女の味だ! この味が今まで俺の脳を支配し続けて
片時も忘れることが出来なかった。
鳩尾から下に向かって口を離さず降りていきます。
おへそまで来て、舌をその中に入れます。深く深く、、、
彼女の匂い彼女の味が口の中に限りなく広がっていきます。
何という不思議な味なんだろう、、、、何度も何度も彼女の
おへその中に深く舌を差し込んでいきます。
何もかも全てを吸い尽くすように顔をお腹に埋めてしまいます。
両手を背中に回し強く引き寄せてあなたは彼女の薄いお腹の、おへそや
鳩尾を舐め尽くします。すると、
甘~い! 甘~い!味が口の中に広がって来るのです。
人間の肌が甘いなんて理解に苦しみながら、それでも彼女のお腹から
口を離すことはできません。その甘さがあなたの脳に深く突き刺さり
その先端からエキスが溢れ出て脳の中に充満していきます。
もう一生忘れられないとあなたは確信します。
先ほど岩の先端でぐちゃぐちゃにされた腸がそのお腹の奥にはあります。
お腹を舐めている時に、かすかに聞こえる内臓の音がますますあなたを興奮させます。
たまらなくなって、あなたは、柔らかいそのお腹に直接耳を当てて、
直にお腹の中の音を聞きます。
濁音が耳の中に広がっていき、それに混じって内臓の特有の音が聞こえてきます。
腸の中を何か流動物が流れるような音です。
くちゅ! ぐーーーっ! ぐじゅぐじゅ~ きゅ
神秘的で不思議な音です。
その時、意識を失っているにもかかわらず彼女の両手が優しく
あなたの頭を包み込んで来ます。
あああ、、、、温かい手のぬくもりだ、、、
彼女には見えないはずなのに、意識もないのに、、
俺を優しくお腹と手で包んでくれる。
彼女のお腹の温もりの中で腸の音を聞きながら、彼女の手の中で
最高の幸せを感じます。
やっと見つけた! 俺がず~っと探し求めていたものを、、、、
このままの状態でず~っと居たい!
すぐ側の草の中に紫の花が咲いていました。
その花を摘んで手に取って光に向けてみました。
紫ではない、、、ピンク色か~、、、
と、その時です。
ドン! という衝撃で
ベットから跳ね飛ばされ、ベットから床に落っこちて、
もう一度、後ろ頭をゴン!とフロアーの板にぶつけてしまいました。
ぎゃっ! いてーーーーー–え!
仰向けに床に落っこちて、目の中で花火がはじけました。
そして、
あなたの部屋の殺風景な天井から、ゆっくりとピンクのハンカチが
顔の上にゆっくりと舞い落ちて顔にかぶさります。
ああ、、、! 彼女の匂い! ピンクのハンカチ!
時間が繰り返しています。
ああ、、このハンカチ越しの光の向こうに彼女がいる!
俺はイレットなんだ! 彼女のもとへ戻らないと、、、
顔からハンカチをサッ!と素早くめくり立ち上がると、
殺風景なあなたの部屋の窓から光があなたをまぶしく照らしています。
ワーーーーーーーーーーーッ!
そんな、そんなことって、、、、、
俺を彼女の元へ戻してくれーーーーーーーーへ!
足元にはピンクのハンカチが落ちています。
そしてその横にピンクの花が光を浴びてまぶしく輝いています。
森の中で彼女の両手に包まれながら、さっき摘んだばかりのあの花です。
夢と幻想の森