俺は3年前に彼女と出会っていた!
あの花火大会の日に!
涙がどーーっと溢れてきます。。
わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあっ!
あなたは決して信じられない
運命のいたずらを胸に秘めてラベンダーの鉢を硬く抱きしめます。
このラベンダーの花は3年前のあの花火大会の夜に
偶然に出会ったあの中学生の少女と交換したものです。
あれ以来、気にも留めずにただ気が向くままに水やりして育ててきただけ。
花火の夜店を歩いている俺にぶつかってきた少女が夜店で買った
ラベンダーの花を落とし鉢が割れた。
少女は自分が悪いと言って立ち去ろうとしたが、俺は償いの気持ちで
同じラベンダーを買い割れた鉢を俺が育てると言って花を交換したのだ。
そして、あの花火大会の夜、あの少女と俺は約束をした。
あの時、
少女は俺の顔を嬉しそうに見つめて、
きっと育てて下さい。約束!
そう言って頭を丁寧に下げて立ち去って行った。
あの澄み切った瞳!
俺の我慢できないほどに愛おしくて会いたく会いたくて我慢できない
彼女の瞳だった。
俺は今やっとそれに気が付いた。
あの少女が俺の愛おしい彼女だった。
彼女本人なのだ!
俺は3年も前にすでに彼女と出会っていた。
そしてあの少女が成長した未来に俺は又あの少女に再会し
そして彼女に恋をし愛してしまったのだ!
何ということなんだろう、、、、
信じられない!
ラベンダーの香りがあなたを優しく包み込んで、あなたの心の奥にまで
沁み込んでいきます。
ああ~
ラベンダーの香り、、、、、
このラベンダーが俺と彼女を時のねじれを超えて繋いでいる。
このラベンダーは俺の愛おしい彼女のものだ!
このラベンダーの花が俺を彼女に会わせてくれた!
あの森で、あの少女が成長した未来で俺と会わせてくれた。
何というめぐりあわせなんだろう。。。
信じられない運命の出会い、、、、
そして、
愛おしい彼女の姿を思い浮かべながら胸が締め付けられるように痛むのです。
あ~ 会いたい!
会って彼女に触れたい。
彼女を感じたい!
彼女を思いっ切り抱きしめたい!
もう、
もう我慢できない!
苦しい!
胸が締め付けられて痛い!
彼女に会わせて下さい! 神様!
男なのに涙が後から後から溢れて止まりません。
ラベンダーの鉢をしっかりと抱きしめ彼女の匂いのするピンクのハンカチで
顔を覆います。
ああ~ 彼女の匂い、、、、、、
その時です。
「教えて! なに?!」という声が涙の向こうから聞こえました。
聞こえた気がしました。
ハッ!としてハンカチを取ると、
辺りは木々に囲まれた自然の中です。
見覚えのある風景が広がっています。
ここは、、、、、
また、時間のねじれが始まっている!
一瞬、そう思いました。
小川のせせらぎが聞こえます。
丘の向こうには藤棚が見えます。
自分の身に一瞬にして起こるこの現象!
考えられない、信じられないとんでもない現象です。
でも、もうあなたは戸惑うことはありません。
その現象に身をゆだねるだけです。今までにも経験して来たことです。
理由なんて関係ありません。
いるのか?
俺をこんなにまで惹きつけた彼女が、、、、
あの瞳!
あの美しい彼女が、、、
そしてあの腹部の神秘的な魅力で俺をこんなにしてしまった彼女が、
今ここに、
いるのか?
今!
会いたい! そしてこの気持ちを伝えたい!
あなたは細道に向かう小川の橋を渡って山道を森の方へと歩いていきます。
ゴツゴツした石の細道が続きます。
蝉や知らない鳥の鳴き声が聞こえ夏の日差しで汗が流れます。
彼女が居るという確証なんてどこにもありません。
時間のねじれで急に時空を飛ばされたのです。
だからと言って都合よく今彼女がここに居る保証はどこにもない。
彼女に会える確率なんて無に等しい、、、、、
だとしても、俺は彼女に会いたい。
どうしても会いたい!
会いたいの一心であなたは森へと登っていきます。
俺はあの時、偶然にこの森で彼女と出会った。
そう思っていた。
でも、あれは偶然ではなかったのかもしれない!
彼女と俺は時間のねじれの中で出会う運命にあったのかもしれない。。。
きっとそうだ!
ただ俺はそれに気が付かなかっただけだ。
彼女と出会い俺は変わったように思える。
彼女の不思議な腹部の魅力で俺は何かが変わった気がする。
それまでと違って本当の自分らしさを見つけられたような気がする。
彼女の体内の温もりを知った。
その神秘的で不思議な感触が俺の本来の自分を見つけてくれた。
そのことで彼女の全てを愛してしまった。
人を愛することがこんなにも苦しくて切ないこととは知らなかった。
人を真から愛することを知らなかった俺に彼女が愛をくれた。
愛する気持ちをくれた。
愛が何かを教えてくれた。
この世に純愛があることを教えてくれた。
この気持ちを大切にしていきたい。
本当の俺は今の自分だ!
彼女がどう思っていようが俺の気持ちに変わりはない。
だから素直にこの気持ちを伝えよう。
愛していると!伝えよう!
あなたは細道を登って行きます。
愛おしい彼女を求めて一歩ずつ登って行きます。
すると、
坂を下ってくる人影が坂道の向こうに見えてきます。
え!
人?
人がいる!
だれ? ここに人がいる、、、、? 1人か
女か?
女だ!
彼女ではない、、、、
・・・
なんだ、なんだ! あの服装
制服?
紺のスカートに白の上着、、、 白のスニーカー
なんだ、学生か? ガッカリ!
制服姿の学生が何故かゆっくりと坂道を降りてきます。
こんなところでなにやってんだ!
女の子がこんなとこへ一人で来ちゃだめじゃん!
女の子はピンクのハンカチで首の汗を拭きながらゆっくりと降りてきます。
あれ? あいつど~した?
足取りがだんだんゆっくりになって来てるじゃん?
気分でも悪いのか、、、?
こんな山奥で倒れたらど~すんのよ!
全く最近の学生は!
中学生か?
みたいだな!
だんだん少女はあなたに近づいてきます。
・・・
そして、
止まりました。
え! 何だよ!?
何よ!
なに!
ひょっとして俺を変な奴だと思っているのか?
痴漢とか!?
あなたの足も止まってしまいます。
あなたから7~8mくらいの距離です。
あなたをじ~っと見つめています。
何も言わず、ただじ~っと見つめているのです。
お前! なに?
だれよ?
・・・
なんだよ!
・・・・俺に用心してるのか?
バーカ!
・・・あのな!
俺はお前なんかに興味ないわ!
早く行け!
行け!行け!
それでも、あなたをじ~っと見つめています。
何も言わず、ただじ~っと見つめているのです。
・・・何よ!
一体何なんだ、、、、
・・・
・・・・・・
あなたも少女をじ~っと見つめます。
・・・
・・・・・・ ウ!・・・
ウソだろう!
そんな、、、!
あああああああああああああああああああああああああああああああああ
その瞳!
あなたが絶対に忘れることのできない瞳!
あの瞳、、、、
ず~っとあなたの頭の中に突き刺さって苦しめてきた瞳です。
その瞳が今あなたをじ~っと見つめているのです。
細道の坂の上からあなたを見つめているのです。
澄み切った瞳で!
あの花火大会の夜にあなたを見つめた瞳。
あの時この森の木の下に立ってあなたを見つめたあの瞳です。
同じ瞳です。
「もうどこにも行かないで!」
そう言ってあなたを見つめたあの瞳
あなたは決して離さないとその瞳に誓った!
どれだけその瞳に会いたかったか、、、、
どれだけその瞳に向かって愛おしい気持ちを伝えたかったか知れません。
それであなたはこの森へやって来たのです。
この坂道を登ってきたのです。
例え会えなくても、会って自分の気持ちを伝えたい!
あなたの胸の中にある思いを彼女に伝えたい!
その瞳に向かって、愛していると言いたかった!
その一心でこの細道を登って来たのです。
そして、
そして今、彼女にやっと会えたのです。
あなたのすぐ目の前に彼女が間違いなくいます。
あの瞳で今あなたを見つめています。
制服姿の少女で!
あなたも少女を見つめます。
・・・
制服姿の少女がいます。
何てキレイなんだ、、、、
少女は思ったより身長も高く細身で色白の清潔感の溢れる美しい顔です。
そうあなたは思いました。
これがあの花火の夜に会った少女か!?
あの時少女は俺をじ~っと見つめた。
暗かったけど夜店の明かりではっきりと見た。
キレイな瞳が印象的で覚えていたのだ。
少女はあなたに向かってゆっくりと近づいて来ます。
制服姿の少女があなたに向かって歩いて来ます。
え!
なに!
なによ?
こっちへ来る、、、、!
どうする?
おい!
ぶつかる!
あなたが体を交わすと少女はあなたのすぐ後ろの岩から出っ張った
木の枝の前で止まりました。
辺りをキョロキョロと見ながら迷いながら何かをしようとしている
様子です。
見えてない!?
俺の姿が見えていないのか!
少女は岩から突き出した枝の前に立ってしばらく何かを
考えている様子です。
枝の先端は尖っています。
斜め下から突き出しています。
少女はその先端をじ~っと見つめています。
落ち着かない様子です。
なにをする気なんだ、、、?
あなたは少女に近づき様子を伺います。
少女は澄み切った顔で、でも何かを迷っている様子です。
あなたは少女の立っている正面の枝を見ます。
その先端を、、、
まさか!
岩場から斜め上に突き出した枝は、先端が鋭く尖っています。
これを!
これを、腹に、、、、、、!
折れて乾燥した枝が突き出してその先端が幾重にも荒々しく尖っています。
こんな物を腹に押し込んだら腸が破れるかもしれない。
少女は制服の白い上着を少しめくり始めました。
やるのか?
本当に!
少し開いた制服がかすかな風でめくれ一瞬少女の
スカートの上の部分がチラリと覗きました。
真っ白な肌は汗で輝いて見えます。
一瞬、あなたの頭にこの森での彼女の白い腹部の肌が浮かんできます。
あの時俺は彼女の腹部をまるで吸い付くように舐め回して
彼女の体の味を感じた。
その時彼女は何も言わず、ただじ~っと目を閉じていた。
ああ~ あの時、、、、
汗ばんだ彼女の肌を何度も何度も舐め尽くした。
忘れられないあの甘~い何とも言えない味。
頭の中で、
愛おしい彼女の腹部と少女が重なって極度に興奮してきます。
そして、あの時、俺は彼女の腹部の内臓をめちゃめちゃに責めまくった。
彼女のウエストに縄を巻き棒で極限まで締めて腸をつぶした。
あの感触が思い出されて、たまらなく興奮するのです。
あの時の手に感じた彼女の腹部内の腸の感触がよみがえって来ます。
彼女の匂いが、彼女の甘い肌の味が、彼女の汗の味が、髪の匂いが
全てよみがえって来るのです。
この少女が彼女なんだ!
俺が愛おしくて愛しくて死ぬほど好きな彼女なんだ!
制服から覗いた白い肌であなたは一瞬めまいがします。
この尖った枝の先端が少女の腹部にめり込んで、
そして、
腸をつぶしている少女の体内の様子を想像して興奮してしまうのです。
あの時の、彼女のようにです。
ああ~、、、、、
ダメだ!
この少女は中学生だ!
俺は何を考えている、、、、、、
絶体ダメだ!
だが、少女から俺は見えていない。
きっと俺は少女に触れることは出来るはずだ。
いつか草むらで彼女の腹部に耳を当て花を摘んだた時のように、、、
あの時も彼女からは俺は見えていなかった。
でも俺は物理的に彼女に触れることが出来たのだから、、、
だったら今だって、、、、、
いや、やっぱしダメだ!
この少女は俺が愛した彼女に間違いない!
でも、中学生なんだ!
そんなこと出来っこないだろう!
俺の愛おしい思いは純粋で何よりも大切なものだ!
この思いを何よりも大切にしたい!
だったら、、、
優しく見守ってやろう。
俺と将来この森で出会う時まで、この少女を見守ってやろう!
少女はめくれた素肌に鋭い枝の先端をじかに当てて力を抜いて
ゆっくりと枝に倒れ掛かります。
枝の先端が少女の柔らかくて、うぶな肌の中にめり込んでいきます。
尖った先端は容赦なく少女の肉の中に埋もれていきます。
あああ、、、、、
何という光景なんだ、、、、
きっと少女の内臓に枝の先端が突き刺されている。
そして腹部内の腸はねじれ大きく変形しているはずだ。
腸に突き刺さった少女の内臓を想像して
あなたの興奮度は頂点に向かっていきます。
少女の腸はつぶれている。。。。
俺の目の前で、少女の腹の中で腸がつぶれている。
あなたの心はどんどん少女の腹部に引き付けられて行きます。
ああ~、、、何ということだ!
俺は彼女の過去と未来との狭間で、心をめちゃめちゃにされるのか、、、、
こんなにまで俺を責めるのか?
あなたの直ぐ目の前数十センチでそれが繰り広げられるのです。
我慢できなくなるほどに興奮を呼び起こすのです。
その内、
少女は枝を食い込ませたまま大きく息を吸って、
ゆっくりと吐いていきます。
少女の呼吸がすぐ目の前のあなたに直に伝わってきます。
甘い甘い呼吸です。
目の前の歪んだ腹部から少女の内臓の音がかすかに聞こえてきます。
少女の体の匂いもしてきます。
あなたが知っているあの匂いです。
あの甘~い甘~い忘れることのできない彼女そのものの匂い。
あの時、この森で二人で過ごした時の彼女だけの甘い匂いです。
同じ匂いです。
少女は目を閉じて呼吸を繰り返し、枝の先端はその度に
少女の腹部深くに容赦なく食い込んでいきます。
あなたはその様子を少女の腹部の真下で見上げているのです。
少女の汗の粒が1滴あなたの唇にポトリと落ちてきます。
小さな1滴の汗粒が口に滲んで、あの時と同じ彼女の甘~い味が
口の中に広がっていきます。
ああ~
この味だ、、、、
君が俺の最愛の彼女なんだね!
あなたは立ち上がり
少女の後ろからその肩に手を回しそっと抱きしめ
その黒髪に顔を埋めて、
優しくささやきます。
「俺は君を心から愛している!」
「これからもず~っとそうだ!」
「だから、俺はこの森でいつも君を見守っているからね!」
「いつか必ずその瞳に向かって俺の気持ちを伝えるよ!」
「未来の君を待っているから、、、」
あなたは、
愛おしい少女の温もりの中で未来の彼女のことの再会を誓って、
涙をこぼします。
涙は筋となって流れ少女の制服の肩で少女の汗と混ざって広がっていきます。
濡れた制服から何故か少女の肌が透けて見えるのです。
あなたは少女にもう一度ささやきます。
「僕の名前はイレット!」
「イレット!」
夢と幻想の森