前回ページ ⇒ 女切腹 六十七章(女子高生)そ 溝口ケイ
あ~ 疲れちゃった~ 死ぬ~
バタン!
並木純子は部屋に入るとベッドの上にへそ天で倒れました。
あ~ もうダメだ~ く~ぅ~く~ く~
ち、ちょっと、ねえ、ねえ、、お姉ちゃんてば、、、
起きてよ ね~ お姉ちゃん
切腹合同練習どうだったの?
帰ったら直ぐにお話ししてくれるってお約束でしょう、、、
私の切腹も見てくれるってお約束でしょう、、、ねええ お姉ちゃん
。。。 もう お姉ちゃんてば 起きてよ
並木純子の妹(同高校1年:並木あかね)は姉の帰りを今か今かと楽しみに
待っていたのです。
あかねは姉の影響で中一の時から切腹に興味を持つようになって
姉が藤木会長の切腹同好会に入部してからは毎日のように
同好会での様子を聞くようになっていたのです。
又、姉に連れられて藤木会長の居合抜きの練習にも参加しています。
勿論、切腹も一生懸命に練習しています。
姉の純子からすれば
まだまだだと言われるのですが、最近やっと
十文字切腹が出来るようになり喜んでいました。
だから姉の土産話を聞いた後に
自分の切腹も見てもらおうと楽しみにしていたのです。
お姉ちゃん!
ずるーーーーーーーーーい! 約束違反だーーーーあ!
こらーーーーーーあ! 起きろーーーーーーーーーお!
ねえねえ起きてよ。。。ダメか~ じゃあ仕方ない
えーーーーーーーーーーーーーーーーい!
拳でお腹を ドスッ!
うっ!
きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ! (純子)
ストッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーープ!
待ってください!
私は怪しい者ではありません。
藤木会長の弟子で並木純子2年C組で
今日は切腹の合同練習に来ています。
横に居るこの子は同じく2年生の私と同じ切腹同好会のメンバーです。
お願いです。切らないで! ケイさん! お助けを!
純子はベッドから飛び起きて、両手を合わせて床に膝まづきました。
はあ~~~~~~~ぁ? ケラケラ、、、(あかね)
お姉ちゃん、、、何寝ぼけてんの、、、?
ケイって誰?
。。。
。。。。キョロキョロ、、、きょろきょろ、、、ほへ~?(純子)
え?
今、私、家に居てるの。。。
あなた、、、え、あかね! 溝口ケイじゃない
な~んだ、、、あかねか~
お姉ちゃん、しっかりしてよ 大丈夫なの?
その溝口ケイってだれ?
純子はあかねに今回の合同練習の様子を目をこすりながらあくびして色々と話しました。
腹切りお京のこと、溝口ケイのこと、黒パンサキのこと、
いっぱい部員が居て1年生や2年生の色んな切腹や介添え切腹や
自分も切腹したことを、、、、滅茶眠そうに話しました。
溝口ケイは別名うぬぼれケイと呼ばれ、黒パンサキも別名ほら吹きサキと呼ばれていてて
二人は仲良しの犬猿の仲でライバルでアーモンドクッキー友達とかの変な仲、、、
当初の予定が変更されて2週間後に腹切りお京軍団がこちらにやって来て
その時に溝口ケイと黒パンサキの決着を付けるとか、、、
藤木会長処の居合道場で合同練習をやることも聞かされました。。。
えーーーーーーーーーーーえ! やったー! (あかね)
そしたら私もその合同練習を見れちゃうの? うれしい~
あかねは両手を叩いて大喜びです。やったー やったー
早く2週間後の合同練習が来ないかな~ あ~ 楽しみ
それはそうと
お姉ちゃん、私、十文字切腹できるようになっちゃったよ。。。
約束通り見てちょうだいね。。。
あかねは元気いっぱいになって刀を抜きました。
お姉ちゃん、私の十文字しっかり見てて、頑張っちゃうから。
じゃあ、行くね。
ブシュ!
①
②
③
動画 ↓ (0:49)
。。。 あれ~
お姉ちゃん! 寝てるの~ 私の切腹見てな~い、、、バタ!
。。。
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