前回関連ストーリー⇒ 女切腹 三十二章 切腹同好会(女子高生)


私は切腹同好会の野崎幸子、高2のB組です。

よ~し今日も切腹同好会だーーーあ!

私はテニスの練習を終えて切腹同好会の部室へ
急ぎました。

みんなが待ってるわ!

幼稚園軍団だけど私はみんなが大好き!
みんな純情で幼稚だけど、
全然気を使わなくっていいもんね~

藤木会長のほんわかムードが同好会の雰囲気を
温かくしてくれてるのかな、

それにしても
昨日の藤木会長の腸の舞って興奮しすぎて忘れられないな。
今日は一体どんな活動をするんだろう?

あ~ 楽しみ、、、

・・・

私はルンルン気分で廊下を走って部室に向かいました。

廊下の角を曲がると私を見るなり部室前から
みんなが走って来ました。

わ~い わ~い パタパタパタ、、、

行くよ 幸ちゃん! (凜コウ)

え! 行くって何処へ? (私)

藤木会長の後をみんなが走って行きます。
私もみんなと一緒に走りました。

凜ちゃん、みんなで何処へ行くの?(私)

知らないけど 行くの。(凜コウ)

ガーン! こいつやっぱし阿保だ!

・・・

すぐ前に居る並木さんに同じことを聞きました。

そんなの知らないよ!      (並木)
でも、藤木会長の行く処に行くの!

・・・ だめだこりゃ!

きっとみんな知らないんだわ!

・・・

私たちは校門を出て学校横の歩道に沿って走り
山手に続く細道に入り坂道を登って走り続けました。

え~ こんな道初めてだ~

藤木会長はとっても元気です。
一体、会長は何処まで行くつもりなんだろう?
今日の活動ってランニングなの?
切腹の活動はど~なってるの?
ひょっとして今日は切腹はなしなんだろうか。。。?
それにしてもしんどいな~

テニスの練習よりきついじゃん。。。
ど~なってるの?

みんな後を追っかけるのがやっとです。

タッ、タッ、タッ、タッ、タッ、パタ、パタ、パタ

あ~ 足がもれそう。。。
必死で足元だけを見て走ります。

・・・

・・・ パタ! 止まった!

・・・

みんな~ ここにするね。

そ~いって会長は木の麓に座りました。
会長は全然息が切れていません。
なんてタフなの。。。信じられない!

みんなは息をめちゃめちゃ切らせています。

ハア、ハア、ハア、ハア、、、、ハア おえ

私はしんどくてその場に座ろうとしましたが
その時凜コウの奴がへたり込んで私の上から
覆いかぶさって来ました。

だら~

きゃーーーーーーーーーーーーーーーーあ!

ち、ちょっと、凜ちゃん!
やめてよ!
私は椅子じゃないんだからね。やめて!

・・・

凜コウはホヘ~ットした顔で私にしがみつき
言いました。

幸ちゃん! 私、死にそう、、、
アーモンドクッキー食べたい。。。

はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!

てめ~
てめ~の頭の中はアーモンドクッキーのことしかね~のかよ!
(声は出しませんでした)

私はにっこり笑ってアーモンドクッキーの袋を
凜コウに渡しました。

凜コウは急に元気になって袋を受け取り
それを藤木会長に渡しました。

藤木会長はめちゃ嬉しそうな顔で袋の中を見つめて
みんなに3個づつ配りました。

藤木会長が真っ白の歯で1口クッキーをかじると
みんなは一斉に食べ始めました。

ポリポリ、、、むしゃむしゃ

公園の落ち葉が輝いています。
頭の上からも色付いた枯れ葉が舞って落ちてきます。

ふ~ しんどかったな~ でも

みんなと一緒に食べるアーモンドクッキーが
こんなにも美味しいなんて不思議だわ。

凜コウの嬉しそうな顔、
みんなの輝くような顔、
藤木会長の幼い顔、

変なメンバーだな~
でも私、この仲間の中にいる時が一番楽。

・・・

じゃあ今日の活動を始めるね。(藤木会長)

みんなの背筋かピッ!と伸びました。

藤木会長が優しい笑みを浮かべて
ゆっくりとみんなを見渡して言いました。

・・・

今日はみんなにはここに来ることは事前には言わなかったわ。

みんなは走ってる時、色んなこと思ったでしょう。。。

坂道で随分としんどい中で思ったはずだわ。。。

一体、何処まで行くつもりなんだろう?
今日の活動ってランニングなの?
切腹の活動はど~なってるの?
ひょっとして今日は切腹はなしなんだろうか。。。?
それにしてもしんどいな~
ど~なってるの?

なんてね。。。

ドキ!

・・・

みんな~ 周囲をよ~く見て!

私は周りをゆっくりと見渡しました。

わーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!

キレイ! 素敵

みんなも同じ気持ちなのでしょう。
自分の居る場所が別世界だということに気が付きました。

・・・

みんな~
分かるでしょう。
体がしんどくて精神的にも迷いがあって、
そんな時にね、ふと立ち止まって
周囲をよ~く見渡しすと別の素敵な
世界が広がっている時もあるわ。

今までだって紅葉は見て来たと思うけど
ここで見る景色はど~かな~?
何かが芽生えて来る気がしないかな~?

・・・

藤木会長がにっこり笑ってみんなを一人一人見つめています。

私も会長と目が合いました。

ドキ! 私を見つめてる。

藤木会長って、なんて可愛いの。。。 なんだろう?
この包容力って半端じゃない。。。引き込まれていく。。

会長が落ち葉を手に取って宙に落としました。
黄色い落ち葉は宙を舞って地面の落ち葉の中に戻ります。

・・・

分かった!

ここは女の切腹の場なんだ!
(私は一瞬そ~思いました。)

・・・ と、その時です。

滝田早苗さんが立ち上がり
藤木会長に言いました。

私にやらせてください!

・・・

藤木会長はみんなをゆっくり見渡しました。

うん! うん!(みんな首だけ振って了解です。私もです。)

・・・

いいよ
じゃあこの短刀を使ってね!

そ~言って肩に掛けた袋を下ろし丁寧に
短刀を滝田さんに両手で渡しました。

藤木会長が滝田さんに言いました。

自分の内臓をよ~く感じるのよ。
あなたの内臓は紅葉の中に溶け込むの。

滝田さん!
今日の切腹に名前を付けてちょうだい。(藤木会長)

は~い

う~ん 女切腹落ち葉返し

・・・

いいわ、 (藤木会長)

じゃあ、十文字切腹をしてね。





あなたの内臓を全て出してもいいからね。

キレイに輝やいて!

みんなで見ててあげる。




プシュ!

・・・

わ~~~~~~~~~~~~~~~~~あ

なんてきれいなの!

これが滝田さんだなんて信じられない。
切腹で変身しちゃった。

キレイ過ぎだわ!


滝田早苗、十文字切腹「女切腹落ち葉返し」movie 3:08 ↓




滝田早苗の全内臓出し切腹はかなり
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滝田早苗、十文字切腹「女切腹落ち葉返し」full


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