前回関連ストーリー⇒  女切腹 三十七章 切腹同好会(女子高生)


私は切腹同好会の野崎幸子、高2のB組です。


・・・


今私たちは藤木会長の居合抜きと切腹の修行の場所である
山奥の山小屋に来ています。

木下さんの十文字切腹に感化されちゃって
凜コウが切腹しようとしています。

・・・

凜コウのお腹がゆっくりと呼吸で動きます。

そのお腹の近くを短刀がゆっくりと動きます。

・・・ ゾクゾク

あ~ これって何? めちゃ感じちゃう。。。

これが凜コウのお腹。

なんてキレイなの。。。
キレイ過ぎじゃん!
あのお腹を切ったらど~なっちゃうの?

川のせせらぎだけが聞こえてきます。
窓の外の紅葉が真っ赤に輝いています。
この白い肌も真っ赤に染まるんだわ!

そして中から、、、

あ~ もうダメ! 
想像しただけで変な気持になっちゃう!

木下さんの切腹の興奮がまだ覚めてないのに、
又、新たな興奮が沸き上がって来ます。

幼稚園みたいなダサい凜コウが
短刀を握った瞬間に異様な魅力を発しているのです。
女の美しさでしょうか。

これが藤木会長が言ってる
女の切腹の美学なんでしょう。。。

・・・

凜ちゃん! キレイに輝いて!





私は思わず凜コウに言いました。

凜ちゃん、 (私)
頑張って!

うん! (凜コウ)
アーモンドクッキー食べたい!

え? (私)

・・・ ?

はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ! 嘘!

こいつ今、アーモンドクッキーのことを考えてんの~
なんて奴、信じられない!
全然空気違ってるじゃん。

分かったよ凜ちゃん。 (私)
アーモンドクッキーいっぱい作ってあげるね。
その代わり十文字切腹よ! いい?

うん!   (凜コウ)
十文字で中身ぜ~んぶ出しちゃう!




増田凜,十文字切腹は内容がかなり
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