どこなのーーーーーーーーーーーー!

その叫び声に、ハッとして、ベットから飛び起きます。

 

あなたの耳元で大きな叫び声が聞こえたのです。
それもはっきりと聞こえました。

誰だ? 女の声!

 

辺りをキョロキョロ見渡しても誰もいません!
居るわけありません、一人暮らしの女気なしのアパートの1室

夢か~あ、、、、でも、あの夢ではない。

俺の見たい夢じゃない! ハアー! ため息!

 

あれから1ヵ月が経ちます。
あの夢からもう1ヵ月が過ぎ、あなたは毎日のように
あの夢のことを思い出しています。

あの生々しい、甘い不思議な夢の中の出来事です。
どうしても忘れることが出来ないのです。
森の中で知り合った彼女。
そして、その細いウエストをロープであなたが極限にまで締めている夢。
何をしていても頭の中に浮かんで来るのです。

 

来る日も来る日も、もう一度あの夢を見てみたいと思い続けるのですが、
どうしても見ることができません。
見たい夢を見るなんて出来るはずありません。
ただの夢だったんだと自分に言い聞かせるのですが、
忘れることが出来ません。

逆にどんどん、思いが積もる一方です。
彼女にもう1度会いたい! どうしても会いたい!
愛おしい! 愛おしい! 森で会った彼女。

 

彼女の腹をもう1度でいい締めてみたい。
夢で見たあの光景を思い浮かべ、ロープが食い込んだ彼女のウエストを
思い出すのです。

あの時の彼女の締められたウエスト、その時の彼女の表情、
彼女の匂い、うめき声、あなたの手に伝わる感触が、何もかもが
あなたの頭に浮かび離れません。

 

ロープが食い込んでウエストがちぎれるほど締められ
内臓がつぶされている、あの強烈な光景。
その時の、彼女の体内の腸を想像してしまうのです。
それが、日ごとに大きくなっていき、
自分で押さえることが出来なくなっていくのです。
全く、どうかしている!
単なる、夢の中で見た出来事なんだ!
何て俺はバカなんだろう!
 
 
 
ですが、現実は違うのです。
どうしても忘れられないのです。彼女が愛おしいのです。
彼女の表情が思い出されるのです。
苦しそうに目を閉じて胸だけで息をしている。
そのウエストをあなたが極限まで締めている。
その手に伝わる感触と、彼女のうめき声が
あなたの脳に焼き付いて離れないのです。

 

もう1度、あの夢に戻って彼女をこの胸に抱きしめたい!
彼女のウエストをもう一度締めたい!
もっと色んな方法で彼女の腹を責めてみたい!
彼女の内臓をめちゃめちゃに責めて責めて、
腸をつぶしてみたい、、、、!
ぐちゃぐちゃにしたい!
あああ~ どうにもならない! この思いは一体何なんだ!

 

どこにいても、なにをしていても、あなたは、その思いから
逃れることが出来ません。
何をやってるんだ俺は? 仕事もミスってばっかし!
ハンカチもなくするし、  バカバカ!
それでも、あの夢に戻りたい!
そのことばかりが頭に浮かんで来るのです。

 

彼女の真っ白な肌に汗がにじんだ姿、その甘い匂いが
どこにいても、あなたに襲いかかって来るのです。
もう一度彼女の匂いを感じたい。
甘いあの香りを、、、。

 

単なる夢なのに、そう分かっているのに、
現実以上に鮮明に夢の中の出来事が思い出されるのです。
愛おしい彼女と、彼女の内臓に強烈に引き付けられ、
あなたは、苦しみもがくのです。
夢に戻れない現実の苦しみ。
求めても求めてもかなわない夢の中の出来事が毎日あなたの
心を痛めつけます。

 

この思いは一体何なんだ? 単なる夢の出来事じゃあないか!
忘れようとしても、逃げようとしてもどうにもならない。
彼女に会いたい!愛おしい!抱きたい!
もう1度、あの細いウエストを締めたい。会いたい。

 

あの棒で、ロープで、もう1度締めたい。
彼女のウエストを締める手の感触が生々しくよみがえって来ます。
ぎゅっ!と締めて腸が潰れたあの感触、、、あああ、、
あれが単なる夢だなんて、あまりにも残酷すぎる!
そうあなたは真剣に思います。その時、

 

痛ァ!

手に チクっ! と痛みを感じます。

う! 嘘だろ~、、

左手の小指に大きなトゲが!

・・・????? なんだこれは?

トゲ?  何で? 、、、?
昨日までトゲなんて刺さってなかった。
この1ヵ月にトゲが刺さることなんてしていない。
仕事でも、生活の中でもない。寝る前までなかった。
絶対ない!

 

じゃあ、なぜ?

生々しく刺さった大きなトゲ

どういうことなんだ!

、、、、、、、、、、、、

鼓動に合わせ痛みが大きくなっていきます。
今刺さったのか?
ベットの周辺を見ても、それらしきもはない、、、

、、、、、、、、、、、、

 

まさか?

これは、あの時に刺さったトゲ?
1ヵ月前に見た夢だ!
しかも、夢の中での出来事。
夢であなたは、、、、、
彼女に頼まれて長い棒を拾った。
その時 ちくっ! と左手に、何かが刺さった。
それで棒を右手に持ち替えた。
鮮明にその場面がよみがえってきます。
あの時、間違いなく左小指の先にトゲが刺さった・・・・・・
このトゲも左小指の先。

 

あなたは一瞬 ハッ! とします。

 

今、あなたを起こした叫び声、、、、、あれは、、あれは
あれは、あの時の彼女の声!

頭の中がパニクッて頭を抱えて考え込みます。
夢と現実のはざまに立って、あなたは混乱します。
そんなこと、あるはずがない! あれは夢なんだ!
夢の中のものが現実にあるはずがない!
しかも、時差が1ヵ月ある。
じゃあ、このトゲは? それに、今の叫び声は?

 

彼女の姿が浮かんできます。会いたい! 会いたい!
もういてもたってもいられなくなって
部屋の鉢植えのラベンダーに素早く水をやり、車へと走り出しました。

どこだ? どこにあの脇道が?
夢の中で気になって入ってしまった脇道を、運転しながら
必死にあなたは探し続けます。
いつも通っている道だった。
なぜかあの時、気になる脇道に入って行った。

 

今走っているこの道があの夢の中の道だという保証なんてどこにもない。
夢で見た道だ。脇道など現実にあるかどうかも分からない。
ただ、何故か、あの時に運転している様子が鮮明に
浮かんで来るのです。
きっと、この道だった! 何故かそう感じられるのです。
何ということなんだろう!
夢で見た道を現実の世界で走っているのです。
俺は精神的に狂ってしまったのだろうか?
イヤまともだ!

 

自分でも信じられないことが起こっているのです。

その時、

ああ! あの脇道! あそこだ!
間違いない!

ハンドルを切って車を脇道に進めます。
この先に神社があるはずだ!

どんどん車を進めていきます。

 

あっ! あれは、、、、あの時の神社!
あなたが夢の中で見た神社が、そこにあります。
間違いない! あの神社だ! 本当に実在している。
信じられない!

今まで科学で実証されないことなど信じても来なかった
現実主義のあなたです。そのため友人からはロマンがないとか
夢がないと、さんざん言われてきたあなたです。

 

そのあなに信じられない現象が今現実に起こっているのです。
あれは夢だった! 夢でここへ来ただけだ!
あの夢で初めてこの神社を知ったのです。
ところが、その夢で見た神社が本当に実在しているのです。
しかも、山や木々の風景も夢と全く同じものが目の前に広がっているのです。

 

確か山裾に小川がある!
ああ~! あの時見た小川だ! この音であの時、心を癒された。
その小川がそこに流れれいるのです。
小さなベンチや藤棚も全く夢の中と同じです。
信じられない!
いくら何でも、夢と現実が全く同じだなんて在りうるのだろうか?
信じられないけど、現にそこに広がっているのは事実です。

 

自分は夢の中にいるのだろうか?
見たい、見たいと毎日思い続けた夢を、今俺は見ているのだろうか?
自分の体や、そこにある木や草を手で触れてみます。
しっかりとした物ばかりです。夢じゃあない!間違いなく現実です。
スマホで証拠写真をガシャ! 今いる場所の写真です。
赤や黄色の落ち葉もポケットに無造作に詰め込みます。
念のため、足元にある石を手に取って思いっ切り自分の右頭をゴツン!

いてーーーーーえ!

夢なんかじゃなーい!

 

ハッ!として、小道の方へ走り出します。
あなたが、追い求めて来た、あの森に繋がる小道へ向かってです。
小道には石が転がっています。草の間から知らない紫の花もあります。
あの時と同じだ! そう思って森深くへ走ります。
彼女のもとへ走り続けます。愛おしい彼女のもとへ!
複雑な現実社会で、自分が唯一純粋に素直に思いを寄せた
彼女のもとへ!
例えそれが夢で見た彼女だとしても、思いに偽りはありません。
彼女を求めて足は止まりません。

 

あれから1ヵ月が経っています。
あれは間違いなく夢だった! そして今は間違いなく現実の世界です。
俺は夢で見た幻想を追って、現実の世界を走っている?
あなたは心の中で自分に問いかけます。
夢で見た彼女が、今もそこにいるのか? いるはずがない!
もう1か月前のことなんだ!
ですが、決して戻れないことも悟っています。
走るしかありません。
彼女にあの時、言いたかった言葉を伝えたい!
理解できない多くのことを抱えて必死で走っていきます。
あの森へ、彼女のもとへ!

 

その時です。

 

どこなのーーーーーーーーーーーー!

あなたを今日起こした叫び声が聞こえたのです。

小道を外れた森の中からです。

 

あっ! 彼女だ!
彼女がいる!
あなたは、息を切らして立ち止まり、森の方向を見ます。
そこには、
大きな木の下に立って叫んでいる彼女の姿があります。
夢の中で、あなたが彼女を見つけた同じ場所にいるのです。
あなたが今立っている場所も、あの時と全く同じです。
理解できない現実が、今この森の中で起こっています。
今までの、あなたには到底信んじられないことです。

 

あれから1ヵ月が経っています。
それなのに彼女はあの時と同じ姿で、同じように、そこに立っているのです。
信じられない! どう解釈したらいいのだろう。あなたの頭は混乱します。
でもあなたは、ず~っと彼女を追い求めて来たのです。
夢であろうが、現実であろうが、
あなたが、どんなに彼女に会いたかったかは事実です。
もう1度会いたい、そればかりを思ってきたのです。
 
会いたくて、会いたくて、我慢できなかった。
それは、あなた自身が一番良く分かっています。
そして彼女の弱々しい腹を、ウエストを、内臓を思いっ切り
責めてみたいと思ってきたのです。
それは、紛れのない事実です。

 

その彼女が今あなたの目の前にいるのです。

現実の世界で夢の中の彼女を見つけたのです。
今は夢ではありません。
ですが、あなたの勝手な思い込みか、幻想かもしれません。
たまたま偶然にそこに女性がいるだけかもしれません。
普通ならそう考えるべきです。
夢が現実に起こるなんてありえません。
あなたは一瞬そう思います。

 

だとすると、
彼女はあなたに会ったことはないし、互いに初対面です。
彼女はあなたのことは勿論知りません。
現実の世界では会ったことがないのですから当然です。
あなたの思いも願いも、勝手な独りよがりに過ぎません。
彼女はあなたを知らないのですから。
 
でも、彼女の服は夢の中で見たのと同じです。
それも偶然なのか??
この森で同じタイミングで彼女と出会うことが偶然なのか?
それを事前に知って俺がここに走ってきたことも偶然というのか?
今、目にしている彼女は、あの夢の中の彼女でないかもしれない。
顔も違っているかもしれない?

 

あの時、あなたをじ~っと見つめたあの瞳を
あなたは、決して忘れることはありません。

彼女はまだ、あなたに気が付いていません。
森の奥の方を見ています。

 

あなたは、思い切って、

「どうかしましたか?」と彼女に声を掛けます。
あの夢の中と時と同じように。

すると、彼女は、ビクッ!として飛び上がって驚いた様子で振り返り、
大きな目で、森の中からあなたを見ています。

 

じ~っとあなたを見つめています。
何故か動こうとしません。
何も言わず、ただあなたを見ているだけです。

あなたは、彼女のもとへ近づいていきます。
近づくにつれてだんだんと彼女の顔が鮮明になってきます。

ああああ、、、、、

彼女だ!
彼女に間違いない!
あの夢の中の彼女がそこにいる。現実に今いる。
夢の中で出会い、それ以降ず~っと会いたくて会いたくて、愛おしくて
抱きしめたくて、追い求めて来た彼女です。
どんなに会いたかったことか。
会いたくても会えない、その苦しみの深さは、はかりしれません。
でも、その彼女が今あなたの目の前にいるのです。
あなたの心の中に嬉しさが込み上げてきて、涙が滲んできます。
やっと、やっと会えた!

 

彼女のすぐ近くまで来ました。

あれ! あなたは気が付きます。

彼女の目にいっぱいの涙があふれて流れていきます。
後から後から流れ出すのです。

すみません そう言ってハンカチを目にやりうつむきます。
洗ってお返ししますからと言って涙を拭きとっています。

あっ! ブルーのハンカチ!

俺の、、、

あなたが失くしてしまったハンカチです。

あなたは一瞬めまいがして、また頭がパニック状態です。
あなたが失くしたハンカチを何故ここで彼女が持っているのだろう?
俺はここに居たのか? いや、そんなはずはない。
夢の中の出来事だ。

 

彼女は顔をあげて、あなたを見つめて言いました。

「あなたが急にいなくなって、大きな声で探していました。
でも、すぐに戻ってきてくれたので、嬉しくて!うれしくて!
つい涙が出てしまいました。でもよっかった!嬉しい!」

そう言うのです。

 

ええーー!
俺がすぐに戻ったーー!
あなたは、ますます頭が混乱してきます。
あれから1ヵ月が経っています。それなのに彼女の言葉からすると
ほんの一瞬いなくなっただけと言っている。
何が何だかさっぱり分からない、、、、、!

 

彼女は言いました。
ロープのお腹締めは最高に快感でした。
こんな経験は初めてです。
あなたに締められて、、、
それで、、、幸せで、、幸せで、、、、、、
もっと、もっと締められたい。
そう言って、あなたを見つめました。

 

そして、
私のお腹を責めてください!
お願いします!
今度はあなたが好きなように、私のお腹を責めてください!
そう言うのです。
あなたは、驚きます。
俺の好きなように彼女の腹を、、、責める!
夢なら覚めないで欲しい! そうあなたは思うのですが、
先ほどの石での強打がズキズキ傷んで夢ではないことを証明しています。
パニクル頭はおいといて、彼女の腹を責めることに
頭をチェンジしました。

 

今までず~っと彼女の腹を締めることが頭から離れず、
そのことばっかりを考えて来たのです。
それが今実現できるのです。
ず~っと思い続けてきたことです。
彼女の腹を自分の好きなようにできるのです。
好きなように責めることが出来る。

 

彼女が言います。

出来るだけ、私の内臓をつぶして下さい。
腸をつぶして、ぐちゃぐちゃにして下さい。

 

何と言う信じられない言葉なのだろう!
女性からこんな言葉を聞くなんて未だかつてない。
内臓をぐちゃぐちゃにつぶしてほしいと言っているのです。
その言葉の響きだけでも興奮してしまいます。

 

彼女は木に背をもたれて目を閉じました。
ゆっくりとした呼吸で胸が上下しています。
清潔で清楚なその襟元から白い肌が覗いています。
腹部の服が呼吸に合わせて動いています。
じ~っとその体を見つめます。
服の奥にある彼女の腹を想像しています。
更にその奥の内臓を想像しています。
更に、ぬるぬるした腸を想像しています。
あ~ 自分の想像で一瞬目まいがします。

 

その柔らかい弱々しい腹の中には彼女の内臓がある。
ぐにゅぐにゅと音を立てながら腹の中で何かを
消化しているはずです。そんな腸をぐちゃぐちゃにつぶすのです。
あなたは、ず~っとその思いに取りつかれてきたのです。
誰もいない、この森の中で彼女と二人だけでそれをやろうとしています。

 

ですが、いざやろうと思っても、
どうしたらいいか分からない!
責めてくださいと言われても、何だかやりにくいし、、、
そう思っているあなたに、目を閉じた彼女が小さな声で言います。

「お腹に触れて、、私の内臓を感じて、、」
「私の内臓の中に入ってきてください! あなたの思いを!」

 

あなたは、彼女のお腹に手で触れます。優しく服の上から。
ああ~! 柔らかい、、、この中に彼女の内臓が入っている。
彼女の腸がうごめいているんだ、、、
その腸をこれから、俺がつぶしてしまうのか、、、、
今まで、ず~っとそれを想像して来た。
その思いで、毎日毎日、もがき苦しんで来た。
その彼女の内臓が今そこにあるのです。
彼女の腸のうねりを想像して、あなたはますます興奮していきます。

 

彼女は目を閉じたままです。
息が少しづつ荒くなっていきます。
一体、彼女は今何を考えているのだろう、、、、?

 

あなたは思い切って彼女の薄い上着をめくります。
そこには、生々しい真っ白な肌があります。
その肌が彼女の呼吸に合わせて動いているのです。
肌の匂いが伝わってきます。
柔らかい、透き通った肌があなたのすぐ目の前で呼吸をしています。
もう我慢できません。

 

その肌に近づいてあなたは口をつけます。
自分でも凄いことをしていると思うのですが、
彼女は目を閉じたままです。
今、彼女は何を思っているのだろう?
こんな自分を軽蔑しているかもしれない?
でも、我慢が出来ないのです。

 

鳩尾から、ゆっくりとおへその辺りまで舌でなどって行きます。
皮膚の味が少し塩からく感じられます。温か~い、、、
あのロープで腹締めをした時の彼女の汗の味がします。
あ~ 何とも言えない彼女の味です。
彼女の細いウエストを両手で引き寄せ何度も何度も
口をつけます。まるで吸い尽くすように、、、

 

すると、口の中に甘~い味が広がってくるのです。
不思議で神秘的な味です。
こんなに甘いのか~、、、とあなたはうっとりしてしまいます。
彼女の肌の香りに包まれて、甘~い、甘~い味の中で
あなたは、二度と出られない底なし沼に吸い込まれていきます。

 

可愛い丸いおへその中に舌を入れます。
濃い甘さが口の中に広がっていきます。
決して、今まで味わったことのない濃厚な甘味が、
あなたの脳に突き刺さります。

彼女の肌は小刻みに震えています。
内臓特有のぐじゅぐじゅ音がかすかに聞こえてきます。
その音が内部の内臓を、ますます強く想像させて、
あなたは限りなく興奮していきます。

どれ位時間が経ったか分かりません。

 

あなたは、辺りを見回します。
ロープがあって、少し離れたところに長い枯れた木があります。

よし! これで彼女のウエストを締めよう!
そして、柔らか過ぎる彼女の内臓をつぶそう!

 

 

「うーーーーーーーーーーーーーーーっ!」

彼女の長い長いうめき声が森の中に響きます。

 

彼女の背には硬い大木があり、腹部に硬い木が一直線にウエストに
食い込んでいます。
大木と硬い木の間に、彼女の生で柔らかいウエストが挟まれて
どんどんロープで締められていくのです。

あ~ 快感だわ、、、!

体が燃える、、、、! も、、、っと!

もっと締めて!

体が熱い!、、、、!

もっと、、、 もっと

溶けていく!

う~、、、、

彼女の体は「くの字」に折れ曲がって、その底に
木が食い込んでゆくのです。
木と木の間隔はほとんどありません。
ウエストは一直線に彼女の腹部にめり込んで
中の内臓を確実につぶしていきます。

ああ~

もっと締めて、、、

気持ちがいい、、、

もっと!      もっと

 

彼女が言います。

 

下腹を思いっ切り押してください!

下腹をつぶして! お願い!

思いっ切りつぶして!

あなたの足で思いっ切りつぶして下さい!

 

ウエストを圧迫して飛び出した下腹を押してほしいと
言っているのです。それも足で潰して欲しいと、、、、

あなたは言われた通り両手にロープをしっかりと握って
それを引く反動で足のかかとを下腹に当てて、懇親の力で

「ぎゅっ!」

と力を入れました。

「きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

大きな声が森に響き渡ります。
ぐちゃっ!と大きな音がしました。
今まで聞いたことがない音です。
かかとがいくらか下腹に食い込みました。

うーーーーー! 気持ちがいい~

もっと、強く! つぶしてください!

もう一度、思いっ切りかかとを踏み込みます。

ぐちゃ!

うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーウ!

ああああ、、、、快感だわ、、、

もっと、、、もっと、、、!

彼女の呼吸が大きく乱れ、その髪は乱れていきます。
熱い吐息が伝わってきます。

もっとして!

あなたは、両手にロープを何重にも巻きつけて、
それを肩に回して、
全体重を掛けてかかとを彼女の下腹に当てたまま

 

ぐちゃ!

う! 一瞬、彼女の短い声が、、、

あなたのかかとは、彼女の下腹部全体に一気にめり込み、
彼女の骨盤内蔵を全て押しつぶしてしまいました。

ぐじゃ!と大きな音がしてあなたのかかとに
腸が潰れた感触が伝わってきました。

つぶれた! そうあなたは思いました。

 

大きな声が森に響き渡ります。

うううううううううーーーーーーーーー!

ああああああああ、、、

気持ちがいい、、、、

最高の快感だわ、、、

幸せ、、、

そう言って彼女の体はぐったりとなり、力が抜けていきました。

 

彼女をいたわる様にあなたは抱きしめます。
彼女は力の抜けた両腕であなたに抱きついてきます。
ああ~!この甘い匂い! 彼女の吐息が直接かかります。
ぐったりとした彼女を胸に抱えて、
もう離さないとあなたは決心しました。

彼女は安心した表情で、あなたの胸の中で
小さな声で言います。

「嬉しい!」

「会えてよかった!」

「幸せだわ!」

「もうどこにも行かないで!」

・・・

「あなたは誰?」

 

そんな彼女にあなたは優しくささやきます。

 

僕は、僕は、、、、、「・・・」

 

彼女は安心したのか、
そのままあなたの胸の中で、す~っと眠ってしまいました。

 

あなたは、ベルの音でベットから飛び起こされます。
朝の光がカーテン越しにあなたを照らしています。

 

いてーーーーーえ!

右の頭がガンガン痛みます!

その頭に大きなたんこぶが!

 

 

夢と幻想の森