美香ちゃんと私は、少し前、組織の連中に襲われた
公園のベンチに座って奴らを待ちました。
私たちは女子高生です。
この公園で奴らに襲われかけたところを、
ピーナツバターとでっぷりパンダに助けられたのです。
私たちの救出の際、2人は怪我をしながらも必死で
私たちを守ってくれました。
もし、彼らが守ってくれなかったら私たちは今頃
ど~なっていたか分かりません。
私たちに取っては恩人です。
その時の美香ちゃんも私も、セーラムーンには無関係の、
ごくごく普通の女子高生でした。
そんな普通の女子高生の私たちを、6年後のこそ世界に
再びセーラムーンとして彼らが蘇らせたのです。
ただ、皆に取っては6年前と言っても、
私には6年前ではありません。
私は小5の時から、高2なのです。
以前と何も変わりがありません。
ただ、周囲が6年の歳月が流れたというに過ぎないのです。
この原因を説明するには私には不可能です。
それを考えている暇など、今の私にはありません。
ただ、今、目の前にある大きな問題をいかにして
乗り超えて行くかしかないのです。
昨日、美香ちゃんは言いました。
夢に向かうってことは、
言葉の理想ばかりに向かうことじゃあないと思うわ!
今そこにある現実の問題に向かって行くことでしょう!
例え危ない事や難しいことにでも、
勇気をもって、ぶつかっていくことが大切なんでしょう!
夢はその向こうにあるんでしょう!
夢はその向こうにある!
私は、美香ちゃんの言葉に胸を打たれました。
美香ちゃんは、小5の時からいつも私の側に居て
大きな勇気を私に与えてくれる本当の親友、ダチです。
そして、本当のセーラムーンです。
普通の女の子がセーラムーンになってしまったのです。
それは、私も同じことです。
美香ちゃんも私も、
自分でも信じられないように変わってしまいました。
何故そ~なのか分かりません。
あえて言うなら、
自分がそ~なりたかった!
自分には出来ないことだと思っていても、
それにチャレンジしてみたかった。
そして、1歩前に勇気をもって踏み出してみた!
その結果が大きく自分を変えたのかもしれません。
美香ちゃんが、私に言いました。
美沙ちゃん!
さっき、みんな泣いてたね!
杉浦先生もスッゴイ泣いてたの知ってる?
でね!
私も、いっぱい泣いちゃった!
私、思うの、、、
美沙ちゃんの言葉って汚くて荒いでしょう。。。
でも、その言葉の中にスッゴイ温もりがあるなって!
その優しい温もりが、あの強烈な言葉でみんなの
心の中に突き刺さって来るのかな~、、、、
きゃは~ そ~なの そ~なのか~、、、
ウキウキ、、、きゃはきゃは、、、ウキ、、
それほどでもないけどさ~、、、でもでも、私、弁論大会に
出ちゃお~かな~、、、、
バチッ! あ痛ぇ! 調子に乗んな~
・・・
美香ちゃん!
そろそろみたいよ、、、向こうから1人来る!
みたいだね、、
美沙ちゃん! こっちからも1人歩いてくるわ!
うっわ~ なによあれ、すっごい大きな体してる!
人数は2人だけど前より怖そうで強そう~
前の人たちとは全然違うわ!
あの体を見て! めちゃめちゃ大きくて
何だか本当のプロレスラーみたい。
美沙ちゃん、私、かなりドキドキしてる。
う、うん!
いい! 私たちは単なるおとりだよ!
やつらを誘き出すだけの役割なの!
私たちは清純なセーラ服の女子高生なんだから。
うん!
ここでは、何も手出しはしない。 いいわね!
みんなに任せるだけ!
みんなで、協力してやらないと意味がないの!
打ち合わせど~りにすのよ!
うん!
でも、大丈夫かな~?
みにんな、あんな相手とやり合って、
本当に、あいつらを、とっ捕まえられるのかな~?
私たちのすぐ目の前に2人がやって来ました。
兄貴!
見てください!
超上玉ですよ! 今までにない最高の玉です。
今日の収穫は今までになく大きいです。
これなら、かなり報酬も取れますよ!
あ~ 分かってる! 手間取るなよ!
美香ちゃんが、そのレスラーに腕を捕まえられました。
同時に私も腕を掴まれて立たされました。
何という大きな腕なんでしょう。
私たちの体なんて、その気になれば、
ぶちゅっと、つぶされてしまいそうです。
と、その時です。
まてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーえ!
オ~イ!
お前ら、何をやってんだ~~!
木陰に待機していた、18人の勇気と愛の会の連中が
一気に私たちの処へ走って来ました。
止めろ~~~!
その女の子から手を放すんだ!
はあ~~~~~~~ なんだ~?
お前たちは?
美香ちゃんと私は捕まれた腕を一旦、放されて、
ベンチへ突飛ばされました。
はは~ 勇気と愛の会とかいう連中だな~
お前らも、あいつら2人のようになりて~のかよ~
人数ばっかりそろやがって、、、、でもな~
俺らはプロの格闘家なんだ!
レスラーなんだぞ!
お前らが何人かかかってこようが、俺たちにかなうわけね~
美沙ちゃん!
ピーナツバターとでっぷりパンダはこいつらに
やられて連れていかれちゃったんだわ。。。
あの2人だって簡単にやられっこないはずなのに、
こんな相手じゃあ、かないっこないよ!
うん!
それに、
このままだと、、、いっぱい怪我人がでちゃう!
こいつら本当に強いよ!
本物のレスラーみたい。
こいつらの筋肉見てよ!
普通の人たちじゃないわ!
・・・ う~ん、、、、ど~しよう、、(私)
ここは、みんなに任せようと思ったんだけどな~
きっと、
組織は勇気と愛の会に困って、こいつらみたいな
用心棒を雇ったのかもしれないわね。
・・・
おい! 勇気と愛の会とか言ったよな、
勇気があるなら、ほら、かっかって来い。。。
お前らが、やられちまったら、
この可愛い女子高生はいただいていくぜ~。。。
こっちも商売なんでな~!
ふざけたことを言うんじゃない!
その子たちを、
お前らなんかの餌食にされてたまるか~!
いくぞ~~~~~~~~~~お!
18人が一斉に、用心棒にかかっていきました。
・・・ ぽい! ポイ! ぼ~ん! ほい!
・・・ え~ なんだこれ~
・・・ うっそ~ 子供の喧嘩じゃん、、、
・・・ あ~ 見てられない、、、、
・・・ なんなのよ~ これって、、、
・・・ 嘘でしょう、、、、
あれれ~ れ~ ああああああ、、、、、、、あ、、、
・・・
・・・ マジで、、、、これ~
、、、全滅じゃん!
これで、今でも空手をやってんの~、、、、?
ど~しちゃったのよ~~ びくともしない、、、、
空手のパンチが用心棒に当たるのですが、
全く効きません!
レスラー達の体は拳を跳ね返して効果ゼロ!
本当にすっごい筋肉です。
18人の会員は、み~んな地面に大きく振り飛ばされて
転がってしまいました。
会員の何人かが言います。
一体、ど~なってるんだ!
俺たちの空手が全然効かないなんて!
こいつらバケモンだ!
全く、恐ろしい相手だ!
あっ! はっ! はっ! はっ! はっ!
ど~だ! 思い知ったか?
お前たちが空手なんぞ、いくらやっててもな、
所詮は素人なんだよ~!
何人掛かって来ても同じなんだ!
分かったかーーーーーーーあ!
じゃあ、この可愛い子ちゃん2人は頂くぜ~!
美沙ちゃん!
仕方ないわ、私の合気道で、やってみる!
うん!
美香ちゃんが、
用心棒のレスラーに向かって言いました。
あんたたち、狙いは、私たちでしょう!
だったら、私、逃げちゃうよ~
美香ちゃんは、タ、タ、タ、タ、タ、タ、っと
自転車の方へ走って行きました。
レスラーの1人が慌てて
美香ちゃんの後を追っかけていきます。
まて~ 逃がしてたまるか~
俺たちだって生活がかかってんだ~~~~あ!
レスラーが美香ちゃんに追いついて、捕まえようと、
その手を伸ばした、と、その時です。
エイ!
レスラーの体は大きく宙に舞い上がり、ぐるっと回って
腰から地面に叩きつけられました。
ドン! ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
痛てーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーえ!
この野郎、一体、ど~なってるんだ?
あのさ~、
あんたでも! 痛いの~? 、、、、 でしょうね!
そこはリングの上じゃないもんね~~!
石の上だよ!
それに、あんたの体重って多分130kg以上だもんね。
あんたがバカみたいに大きいのが悪んだよ!
いい気味だわ~!
美香ちゃんが、私の処へ走って戻ってきます。
投げられたレスラーも片手を腰に当ててこっちへ
戻ってきました。
兄貴!
油断しちまいました。
バカ! な~にやってんだ! お前!
こんな小娘に、てこずるんじゃね~ぞ!
で、ですが、
こ、この女、ただ者じゃあないですよ!
私は、2人の用心棒に向かって言いました。
おい!
お前ら!
インチキレスラーども!
プロレスって八百長だってな~
お前らも、ど~せその口だろうが~
今は、落ちぶれて、このざまか!
図体ばっか、でかくなりゃ~がって、所詮は悪の用心棒かよ~
金が欲しけりゃ、
コンビニでバイトでも、しゃ~がれってんだ!
お前らのやってることはな。。男じゃね~
クズのすることだーーーーーーーーーーあ!
ゲスやろ~!
・・・
な、なんだと~~~~オ!
兄貴分のレスラーがすっごい顔して私を睨みつけました。
くそ~ 生意気な女だ!
言わせておけば、いい気になりゃがって、
女子高生だからと言って容赦はしね~ぞ!
兄貴分のレスラーがもう一人に目で合図しました。
そして次の瞬間、
一気に私の前後から2人が飛び掛かってきました。
私は、2人の気を読んで、サッと2人の体の間から
身をすり抜けると!
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーン 、、、
あれれ~
鈍い大きな音がして、2人は地面に転げて
気を失ってしまいました。
頭をゴッツンコしてしまいました。
私の横で、美香ちゃんが言いました。
あ~あ、、今のってかなり効いちゃったみたいよ。
すっごい音しちゃったね!
頭がぶつかっちゃったら、こんな音しちゃうんだ~
知らなかった~
でも、仕方ないわよね~、
自分たちで、勝手に頭をぶつけちゃったんだから。。。
うん!
わきが 脇汗 加齢臭 口臭 足臭 足汗 手汗 体臭 ワキガ 汗 匂い すべての臭いの悩み 改善 方法
—————– 杉浦先生の自宅にて ———–
用心棒2人を杉浦先生の家に連れて来て、
2人を背中合わせでロープでグルグル巻きにして、
更に手と足も縛り床に座らせました。
2人がいくら力持ちでも、びくとも動くことはできません。
美沙! ど~する?
みんなは、少し、おどおどした様子です。
無理もありません。
例え悪人とは言え、家で縛り上げて監禁しているのです。
そんな行為が正常とは言えません。
ですが、
この男たちからピーナツバターとでっぷりパンダの
居場所を聞き出さない限り2人を救出することは
不可能なのです。
私は、どんなことをしても、
2人を救出すると決心したのです。
私がしっかりしないと士気が一気に崩れてしまう!
私は、みんなに大きな声で言いました。
いいか!
みんな、よ~く聞いて欲しい!
これから、この2人に
田中と吉本の居場所を聞く!
だが、こいつらだって、そ~簡単には吐かね~だろう!
その場合は、
拷問にかける!
え~ 拷問~?
美沙~、、、 お、おい、、美沙、、、拷問だなんて、、、
美沙!
会員の中に動揺が広がるのが伝わって来ます。
私の拷問という言葉に、
人として、その行為の罪の呵責を感じているのでしょう。。。
勿論、私にとっても同じことです。
ですが、それを乗り越えていくしかないのです。
それも、時間がないのです。
私は美香ちゃんの顔を見て言いました。
美香ちゃん!
ど~か私を信じて! そして私について来て!
私は、美香ちゃんに拷問の内容を話しました。
美香ちゃんと私は顔を見合わせて
互いに、ゆっくりとうなずき合いました。
美香ちゃんと私は、コップに入った水を同時に
レスラー2人の顔に、ぶっかけました。
バシャッ!
うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
2人はビックリして同時に飛び上がって
意識を覚ましました。
なんだ~~~~~~~~~~~~~~~あ?
そして辺りをキョロキョロと見回して、
今、自分たちが置かれている状況を判断しようとしています。
ロープで縛られ体を拘束されている状況で
何とか自分たちの立場が理解できたようです。
恐ろしい迫力のある顔で言います。
お前ら~ 俺たちにこんな真似をしてタダで済むとでも
思ってんのか~
後で、後悔することになるからな~~~~~あ!
ただじゃ済ませないぞーーーーーーーーーーーーお!
この縄を解けーーーーーーーーーーーーーーーーーえ!
今すぐにだーーーーーーーーあ!
18人の会員が私を見つめています。
私が何を始めるのかに注目しているのです。
私は言いました。
おい!
インチキレスラーども!
やけに、いせ~がいいじゃね~か!
1つ初めに言っとくがな!
これは冗談でやってることじゃね~~~!
お前らが今までやったことを考えりゃ当然のことだ!
うぶな女子高生を傷付けたんだからな!
いいか!
よ~く考えて質問に答えろ!
でないと、お前らの身の保証はしね~ いいな!
お前らが捕まえた2人の勇気と愛の会員は今どこに居る?
答えろ!
・・・ よそよそしい顔をします。
知らね~ 俺たちが知るわけね~
そ~か、、、、分かった、、、、
じゃあ、仕方がね~!
・・・
先生! 用意をお願いします!
・・・
・・・
、、、、? 何をしよってんだ?
用意ってなんのことなんだ?
お前、俺たちに、何をするつもりなんだ?
ネズミだよ!
は~~~~~~~~あ? ネズミーーーーーーイ?
ああ、ドブネズミだ!
けっこう大きいやつだ!
お前らのサイズに合わせてやったからな。。。
お前らの体に合わせた超特大のドブネズミだ!
ありがたく思うんだな!
元気で生きのイイ奴だ!
近くの川で、さっき捕まえて来たばっかしだ!
美香ちゃんが、2人の胸のボタンを外します。
お、お、、おい! な、何をしよ~ってんだ、、、?
私はゴム手で箱の中からドブネズミの尻尾を掴んで
レスラーの顔の前に持っていきます。
ドブネズミがもがくように暴れまくっています。
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーあっ!
やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーお!
なに考えてるんだーーーーーーーあ!
臭ーーーーーーーーーーーーーーーーーえ!
おい!
でけえ図体しやがって、ネズミが怖いか!
なさけね奴らだ!
これをお前らの体の中に入れてやる!
ネズミは温けえ処に置くと暴れるんだそうだな~
爪でガリガリとやるらしい!
噛みつくかもしんね~
肉を食いちぎるかもしれね~な!
弟分のレスラーの顔がみるみる真っ青になっていきます。
さあ! ど~する?
2人の居場所を思い出したか?
兄貴! こいつらマジで狂ってますよ!
お、俺! こ、子供のころから弱いんっすよ!
俺、ダメなんです! ネズミだけは!
兄貴分が言います。
絶対に言うんじゃないぞ!
死んでも言うな! いいか?
くそ~ 覚えてろ~ ただじゃ済ませね~
絶対に言うな。。。?
死んでも言うな。。?
ってことは知ってるってことだよな~~?
オイ! バカレスラーども!
もう1度聞く!
2人の居場所は何処だ?
知らね~~~~~~って、言ってんだろが~
そっか!
じゃあ、、、ほいよ!
こっちにも ぽい!
美香ちゃんが、直ぐに服のボタンを首の処まで閉めます。
ぐあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
ネズミが、、、、ネズミが、、、体中を這いまくるーーーーーう!
痛い! 痛い、、、イテーーーーーえ!
弟分のレスラーが恐怖で失神しそうです!
止めろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーお!
止めるんだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
止めてくれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーえ!
俺は、ネズミがダメなんだーーーーーーーーーーーーーーあ!
ネズミだけは止めてくれ~~~~~~~~~~~~~え!
さあ、、
2人の居場所は何処だ?
知らねって言ってるだろーーーーーーーーーーーーお!
そ~か、、、、、、、、
美香ちゃん! やって!
うん!
美香ちゃんが、レスラーの服の中のドブネズミを
棒で叩き始めました。
ドブネズミはすっごい勢いで服の中を暴れまくり始めます。
鳴き声が聞こえます。
チュチュッ! チュチュッ! ガサガサ、、ガサッ!
美香ちゃんが面白がって、胸や、脇腹や背中に逃げまくる
ドブネズミを追いかけるように叩きます。
止めろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーお!
助けてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーえ!
頼むから、、、止めてくれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーえ!
この野郎! 絶対に許せねーーーーーーえ!
兄貴! 兄-------------------貴!
助けてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーえ!
おい! お前の弟分が助けてって言ってるじゃね~か?
何とかしてやるのが兄貴だろ~が、、、、、
2人の居場所は何処だ?
知らねって言ってるだろうーーーーーーお!
・・・
ほ~ お前もなかなかしぶて~奴だな!
先生! じゃあ次の準備をお願いします。
お、、、おい! おい! 次の準備だと~?
ま、まだ何か、やろってんのか。。。。。。?
な、な、何を、、、、考えてる!
知りたいか?
じゃあ、メニューの一部を教えてやってもいい、、、
先ず、次はカエルだ!
、、、、う、、、兄貴分の様子が変です。
カエル?
そ~だ!
しかも、イボガエルダとしょんべんガエルだ!
兄貴分は、ほっぺをピクピクと振るわせて
カ、カ、カエルがど~したってんだ、、、、!
カ、カ、カ、、カエルなんて、、、こ、怖くねえ。。
声が震えています。。
・・・
兄貴分の息が段々早くなってきます。
お、お、、俺は、、、カエルなんて、、、こ、怖くねえ。。
・・・
カエルをお前たちの体の中に入れる!
ネズミの好物だからな。。。。。
きっと暴れまくるぞ~~~~~~お!
ああ~ 忘れてた、、、その時は、ドブネズミを
追加でもう1匹入れてやる!
中で喧嘩しながらカエルを追っかけるだろうな~!
カエルは命懸けで逃げまくるぞ~~~~~お!
この野生のドブネズミはきっと腹ペコだ!
食いまくるだろうな!
カエルとお前らの肉の区別がつくのかな~?
まあ、やってみね~と分かんね~。。。。
ドブネズミに食われたレスラーかよ!
PRになっていいだろうよ!
ね~美香ちゃん?
うん!
カッコイイと思うわ、、、!
ドブネズミに食われたレスラーで
デビューしたらいいんじゃない!
この野郎ーーーーーーーーーーーーーお!
こ、この変態野郎!
狂ってる! まともじゃね~
そんなアクドイことをして許されると思ってんのか~~!
・・・ ?
女子高生を誘拐する悪が言う言葉とは思えねんだがな~
美香ちゃんが言います。
ネズミがいっぱいいるので
ズボンの中にも居れてあげようよ!
弟分のレスラーが縄の中で飛び上がって、
顔面が引きつっています!
顎がガタガタと震えて歯の音が聞こえるようです。
顔面蒼白で、大きく開いた眼は、瞬きもしません!
それと、次はナメクジだ!
ナメクジを、お前たちの口の中に押し込んで
食ってもらう!
大サービスして大量に入れてやるからな!
心配するな、時間をしっかりかけて、
しっかりと味わうんだな。。。。うめ~ぞ!
私は食ったことね~がな!
美香ちゃんが、先生から段ボール箱を受け取って蓋を
開けました。
箱の中にはナメクジが大量に、うようよしていました。
それを見たレスラーたちは、
目を丸にして、
うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
ヒエーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーエ!
気持ち悪りい~~~~~~~~~~~~い!
うえ~~~~~~~~~~~~~~え、、、、
うそだろ~~~~~~~、、、、
次はゴキブリだ!
生きのいいやつをいっぱい食ってもらう!
脂が乗ってうめ~ぞ~
その次はムカデだったかな!
これも取り立ての元気のイイやつだ!
大きめの奴だ!
遠慮はいらね~ しっかり食ってくれ!
口の中が、痛て~かもしれんがな!
その次は、、、、、、、
止めろ―――――――――――――――――――ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーお!
もう! もう! かんにんしてくれーーーーーーえ!
頼む~ 頼むから、止めてくれ~
2人の居場所は何処だ?
・・・
・・・
美香ちゃんが、
別の段ボール箱を開きました。
すると、中からカエルがピョンピョンと跳ねて
出て来ました。
兄貴分のレスラーが、急に口をパクパクさせて
顔面が引きつって、失神寸前です!
わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
カエル~~~~~~~~~~~~~~~~~ウ!
へ~ お前! カエルが好きみて~だな!
心配するな!
お前には、この箱の殆どのカエルを入れてやらーーーあ!
うえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーえ!
・・・
カ、カ、、、カエルだけは止めてくれ~~~~~~~~~え!
・・・
私はドブネズミの尻尾を掴んで用心棒の顔の前に
ぶら下げました。
兄貴ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!
脅しじゃあね~~~~~~~~え!
こいつら、
さっき言ったこと全~部やるつもりだーーーーーあ!
2人は恐怖のあまり、足の先までがブルブル震えています。
ああ、、それからな、さっきのメニューは、
ほんの一部だ、あと、生きたトカゲや、生きた蛇
なんかもあるぞ!
そ~だな、トカゲはうめ~らしい!
生きたのはど~か知らねがな!
まあ、生きたトカゲを食った奴はい~ねと思うがな、、
まあ、お前らに後で聞いてやら~
兄貴レスラーが目を見開いて真っ青な顔になって、
震えた声で言いました。
千羽ふ頭の第2倉庫だーーーーーーーーーーーーーーーあ!
何人ぐらいいる?
30人くらいだ!
武器は?
ドスを持ってる奴がいたが、
大抵は鉄パイプか木刀だ!
ボスはどんな奴だ! 名前は?
知らね~ 本当だ!
おい! お前ら! この写真をよ~く見ろ!
今日、お前ら2人が、私たち女子高生に暴行している
写真だ!
お前らの手が私たちの腕を掴んでる。
ハッキリとお前たちの顔が写ってるだろ!
こっちはお前の弟分が女子高生を走って
追いかけている写真だ!
これは、私を挟んでお前たちが襲いかかっている
瞬間の写真だ!
これを警察に出すと、ど~なると思う?
既に、みんなのパソコンのメールに添付してんだよ~
意味が分かるか?
お前らの運命は、
ここに居る皆の指先1本にかかってんだ!
私たちが暴行されたと警察に言ったらお前たちは、
ど~なると思う?
おもしれ~ことになるだろうな~
未成年者の女子高生に対して暴行、、、、
女子高生誘拐未遂、、、、
まあ、4年間は豚箱入りだよな!
どこに逃げても警察に追われるだろよ!
お、お、お、おい!
お前! 何を言ってんだ?
俺たちは、
こんなところに拉致されて拷問を受けてんだぞ!
お前に脅されてんだぞ!
全く話が逆だろ~!
じゃあ、
この写真を送っとくから警察に行って説明するか!
いいか!
よ~く聞くんだ!
お前たちは、即刻この街を出ろ!
私たちに仕返しをしようなんて思うな!
もし、ここに居るメンバーの誰一人にでも
手を出すようなことがあれば、分かってるな!
4年間は豚箱入り間違いなしだ!
仲間に連絡しても同じだ!
即刻! 消えるんだ!
そして、お前たちも、まともな人生を歩むんだ!
悪の用心棒なんてケチな真似をすんじゃね~!
人に嫌われる人生なんて、つまんね~と思わね~か!
金のために心まで売るんじゃね~
お前らの人生は、まだこれからじゃね~か、、、
苦しくても、正しく生きれば、
いいことだって必ずやって来るんだ!
良いことをして人のためになるんだ!
人に喜ばれると、きっと幸せになれるんだよ!
お前たちには出来る!
人は変われる! お前たちも変われる!
変わるんだ!
いいな!
・・・
お、お前は、、一体、だれなんだ?
私か、、、?
私は、お前たちに今居場所を聞き出した行方不明の
2人のダチだよ!
ここに居るみんなが同じダチなんだよ!
何としても救出して~んだよ!
ダチだからな!
そ~か。。。
お前たちは、あいつら2人のダチか。。。
・・・
あの2人に、こんなダチが居たのか。。。
ダチのために、こんなにまでしてやってるのか?
・・・
うらやましいよ。。
・・・
弟分が言います。
兄貴だって、俺のこと、よく面倒を見てくれてんじゃね~か。
俺に取ってはいい兄貴なんだぜ!
・・・
あの倉庫にはな、俺たちと同じような雇われ
用心棒がうようよしてる。
俺が言うのもおかしいがな、質の悪い奴らばっかしだ!
もし、乗り込むんだったら十分に気を付けてくれ!
そ~か! 分かった!
分かってくれたんだな! ありがとうよ!
こんな手荒な真似をして悪かったな!
いや、、俺たちが悪いんだ!自業自得だ!
俺たちは、この街を出るが、又いつか会えるか?
・・・
ああ、、、会えるよ!
但し、まともになったお前たちの姿を私に見せるんだ!
変わってなけりゃ、私が承知しね~からな!
いいな!
もう1度聞く!
お前たちは一体、誰なんだ?
私たちか?
私は、セーラムーンピンク、野々村美沙!
こちらがセーラムーンレッド、山口美香だ!
美沙! 美香!
頼みがある!
何だ! 言ってみろ!
あの2人をやったのは俺たちだ!
一言、すまん! と伝えてくれ!
不眠症対策CD
千羽ふ頭の第2倉庫に杉浦先生以外の18人と
美香ちゃんと私の20人でやって来ました。
この中に、
ピーナツバターとでっぷりパンダが監禁されている。
そして、中には約30人の悪どもが居るはずです。
それぞれが鉄パイプや木刀、
中には刃物を持った者も居るのです。
いくら、今も空手をやっている会の連中でも
恐らくは歯が立たないはずです。
相手はプロの用心棒なのです。
素人の武道家が勝てるはずはありません。
きっと、会の18人が全員不安で緊張の頂点を
迎えているはずです。
事の流れで、こんな風になってしまったのです。
それを掻き立てたのはこの私です。
逃げれない状況に皆を追い込んでしまったのかもしれません。
ただ、あの時と全く同じです。
角竜との対決の時です。
皆が私を信じて付いてきてくれたのです。
あの時も、誰一人として逃げ出す者はいなかった。
そして、今もです。
お兄ちゃん! 私に力を貸して!
勇気と愛! 今、私にとって大きな正念場なの!
今井先生!
この時のために、
先生は私に波動の術を教えてくれたのですね!
私は、みんなに向かって言いました。
みんな!
よ~く聞いてくれ!
この中に田中と吉本が居る!
2人は私たちの大切なダチだ!
どんなことをしても助け出す!
だがな、
この中にはお前たちでは歯が立たね~え相手が待っている!
私はこの中に居る2人と同じように、
お前たちも大切なダチなんだ!
だから、お前たちに怪我をさせるわけにはいかね~。
だか!
事のなり域次第で、ど~なるかなんて、わかりゃしね~
みんな、それぞれに覚悟してくれ!
覚悟もしね~で人の救出なんて出来っこね~
お前たちは、みんな武道家だ!
何のために武道をやって来たのか、よ~く考えるんだ!
そして、後悔しね~よ~に、それぞれが行動するんだ!
いいか、
この中には私と美香ちゃんの2人だけで乗り込む!
今回の目的は相手をやっつけることじゃね~
ピーナツパターとでっぷりパンダの救出だ!
私たちが2人を外まで助け出したら、
お前たちで、杉浦先生の処に2人を無事に
届けてくれ! 頼んだぞ!
分かったか!
美沙! 美沙!
ちょっと待ってくれ、、、おい、、美沙!
ま、待ってくれ! 美沙! お前! 何を考えてるんだよ!
お前たち2人だけだなんて、
そんなこと、、あまりにも無謀すぎる!
美香と美沙だけで乗り込むなんて、無茶だ!
俺たちも一緒に行く!
俺たちで、お前たちを守ってやる。
一緒に連れてってくれ! 頼む!
俺たちだってあの2人のダチなんだぞ!
な~ 頼む! 一緒にやらしてくれ!
うるせーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんだよ!
私が、
お前らの気持ちを分かんね~とでも思ってんのか~~~あ!
分かってて言ってんじゃね~か~~~~~~あ!
いいか!
世の中にはな~
正義感だけで解決出来ることばっかしじゃね~んだよ!
そんなことも分かんね~~のかよ~~~~!
いい歳こえて、それぐらい分かりゃがれーーーーーーーえ!
いいから、
ここでおとなしく待ってろって言ってんだよ~~!
・・・
美沙! 、、、、 美香!
・・・
美香ちゃん! 行くよ! うん!
美香ちゃん、ゴメンね! こんなになっちゃって!
美沙ちゃん、私が美沙ちゃんを守ってあげるね!
ありがとう、美香ちゃん、
私、絶対に美香ちゃんに怪我なんかさせない!
だから、私を信じて側にいてね! うん!
私は角竜との対決の時を思い出していました。
あの時、私は美香ちゃんに危ない処を助けられたのです。
今井先生! やります!
私は、
倉庫の真ん前に立って、両手を前にかざしました。
美香ちゃん!
私から離れて! うん!
18人の会の男連中が、
じ~っと私の仕草を眺めています。
恐らく私が何を始めるかなんて分かる者は居ません。
美香ちゃんが言います。
美沙ちゃん! 波動の術をやるの?
うん! やってみる! 見てて!
私は後ろ脚を大きく一歩引いて膝を曲げ地面に付けました。
お腹の中から、すごい熱い物が込み上げて来ます。
そのエネルギーを前にかざした両手に伝えるように
構えて、そして、気を倉庫の大きな鉄の扉に
合わせました。
今井先生!
これが、私の、 波動の術 です!
私は今までにないエネルギーを一気に吐き出しました。
エ――――――――――――――――――------------―――――イ!
ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
何と言うことでしょう!
自分でも、信じられない!
目の前の大きな鉄の扉が一気に吹き飛んで、
ほこりが立ち込めています。
うわ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~わ!
18人の男たちがビックリして地面に転げています。
なんだーーーーーーーーーーあ! 今の!
すげーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーえ!
見たか今の! 信じられない! うっそ~
絶体に、絶対に、、、これ現実だよな。。。ああ、、
アニメのセーラムーンどころじゃないじゃん!
美沙は! 本物だ! 分かってら~ そんなこと!
それにしてもすごすぎる! カッコイイな~
増々あこがれちゃう、、、、美沙~~~!
俺、美沙と居るだけで幸せ、、、
美香ちゃん! 行くよ! うん!
中に入ったら直ぐに2人を見つけてね!
とにかく2人を救出するの!
うん! 分かってる! 美沙ちゃん!
美香ちゃんと私は倉庫の中に走って行きました。
多くのガラの悪そうな男どもが29人居ます。
気を読めば分かります。
美沙ちゃん!
右の壁側に2人が居る!
確かに、ぐったりとして意識のない2人の男が居ます。
間違いないわ!
ピーナツバターとでっぷりパンダだ!
美香ちゃん!
もう1度、波動の術を使うから離れていて!
使ったら、直ぐに2人を外に連れ出すの!
いい! うん!
男たちが、何だお前たちは~
ここが何処か分かってんのか~あ!
一斉に男たちが私たちに近づいてきます。
いかにも雇われの用心棒ばっかしです。
傭兵です。
私は外でやったと同じ構えを男たちに向けて
気を合わせました。
そして、
容赦なくエネルギーを男たちに放出しました。
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!
ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
男たちは一斉に壁の向こうまで吹き飛んで
気絶したのか、起き上がって来ませんでした。
さあ、早く、2人を連れ出すのよ!
さあ、急いで!
あっ! 危ない! 美沙ちゃん!
バーーーーーーーーーーーーーーーーン!銃声
美香ちゃんが、
私に飛び付いて二人は床に転びました。
私は直ぐに地面から起き上がり、2階まで
飛び上がって男の顔を足で蹴とばしました。
男はその反動で1階に落ちていき、
その男に美香ちゃんが飛びついて、耳をガブリと
噛みつきました。
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
美香ちゃんが、バシッ!と当身を入れると、
男は気絶しました。
美沙ちゃん!
大丈夫!
うん! さあ、早く、行こう!
私はピーナツバターを背負い、美香ちゃんが
パンダを背負って何とか外へ出ました。
心配そうに外で待っていた男連中が直ぐに走って
来ました。
全く危機一髪のところで、私も美香ちゃんに
救われました。
角竜の時と同じです。
ピーナツバターとでっぷりパンダが皆の手によって
車の中に乗せられています。
ああ、、、よかった、、、
やっとのことで、2人を救出することが出来たわ。
よかった、、、、、よかった、、、
助けることが出来た。。。
よかった。。。。
美沙ちゃん、私たちも早く行こう!
とにかく、ここを早く離れなくっちゃ。。。。
美沙ちゃん、早く、、、、
。。。。。
美香ちゃん。。。ゴメン!
私、わたし、、、、美香ちゃん! わたし、、
え?
美沙ちゃん! 美沙ちゃん! 美沙ちゃん!
ど~しちゃったの~~~~お~ ね~~~~~え~
美沙ちゃん! 美沙ちゃ~~~ん!
何とか言ってーーーーーーーーーーーーーーーーよ~!
美沙ちゃ~~~~~~~~~~~~~~~ん、、、、
美沙! 美沙! 美~~~~~~~~~~沙~
美沙! お前! お前、ど~したんだよ、、、
おお~~~~~~~~~~~~~~い! 美沙~~~あ!
お~~~~い! みんな~ 来てくれ~~~
美沙が、、、美沙が、、、 ど~したっていうんだ、、
頼む! 頼むから、、、何とか言ってくれ~~~
美沙ーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
み、美沙が、大変だ~~~~~~~あ!
そんな~~~~あ、、、、嘘だろう~~~
おおおおおお~~~~いいい、、、美沙~~ってば、、、
みんな~あ~ 私、2人を助けんだよね!
よかった、、、、、
わたし、、、、わたし~~~~~~~~~~い
わたし、、
・・・・
・・・
・・
・
ここは、、、?
どこ~? 私は今森の中にいるの、、?
みたい、、、
何がど~なってるのか、、え~ 分かんない、、、、
ここは森の中だよね!
と言うことは、私はここで、、、お腹責めをしてる?
はっ!
私のお腹に出っ張った木の枝が食い込んでいるわ!
確か、私はここで、この枝にお腹を近づけていた。
その時、、たしか、、、
お腹の中に枝が食い込んで来て、その時、膝が滑って
枝が一気にお腹の内臓の中に突き刺さったんだわ!
そして、そのショックで気を失ってしまったんだ!
そっか~
・・・
でも、
私はその時、何か夢を見ていたような気がするな~
え~っと、、、、、
・・・ ?
・・・ 長~~い、、、夢のような気がするな~
・・・ だれかが、私を
・・・ 待ってるような気がする、、、?
・・・ だれ?
・・・ ?
・・・ みんなだ!
・・・ 美香ちゃん、、
・・・
・・・
ハッ!
私! 戻らなきゃ!
みんなの元へ! みんなが私を待ってる!
あっ! 美香ちゃん!
そ~だ! 私は美香ちゃんと一緒に、、、、
あ~ 戻らなきゃ!
まだ終わってない!
これからなんだ!
ど~しても、戻らなきゃ!
こちらが夢なのか、向こうが夢なのか、、分かんない
でも、そんなこと、ど~でもいいわ
そ~だ、、、私は、私は、、、美沙だ!
お願い! 私を元の世界へ戻して!
美沙を、みんなが待っている。
でも、ど~したらいいの。。。?
そのためには、
この枝の先を私の内臓に突き込まないとだめなんだわ!
私が気を失う程に強く突き込まないと。
あ~ でも何て鋭い切り口何だろう!
こんなのが思いっ切り突き刺さると、本当に
腸が切れてしまうかもしてないわ!
でも私には、まだやらないといけない事がある。
皆が待っているんだわ!
やるしかない、腸が破れても、やらないと、、、
私は枝の切り口の真上に立てりました。
無謀なことは分かっています。
その状態から、枝の先に向かって、お腹の
力を抜いたまま倒れるのです。
運が悪ければ、私の内臓はこの鋭い枝に
貫通されてしまうかもしれません。
でも、でも、やるしかない!
美香ちゃんに会いたい! みんなにも会いたい!
みんなが私を待ってるんだわ!
私は美沙だもん!
・・・
いくわ!
ドサッ! ぐちゃ! ウッ!
・・
・・・
・・・・
美沙ちゃん! 美沙ちゃん!
美沙! 美沙! 美沙! しっかりしろ~
ど~したって言うんだよ~~! 美沙~~~~~~あ!
何とか言ってくれよ~~~~~~~お!
うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
みんなが泣いています。
私の体はダラリとしたまま床に仰向けになって
寝かされています。
その私を多くの男たちが取り囲んで泣いているみたいです。
なんてことなんだよ~ 美沙~~~~~
美沙が、、、美沙が~~あ、、、、、、俺たちの美沙が~
美沙ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
私は、バッ! と立ち上がりました!
うるさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!
耳元で大きな声してんじゃね~~~~~~~え!
みんながビックリして周囲に転げてしまいました。
うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
ビックリしたーーーーーーーーーーーーあ!
お前ら! 何、大きな声で叫んでんだよ~
杉浦先生の家の広間でした。
美沙! お前! 大丈夫なのか~~~~~~~あ?
当たり前だろーーーーーーーーーーーーーーーーーーが!
だってさ、美沙が急に意識を失ってさ、俺たち
み~んな心配して、心配してさ、、、もうお前が、、
何だってんだよ~ 私がど~したってんだ?
腹が減ったんだよ~~~~~~~~~お!
腹が!
何か食い物はね~のか?
はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ?
食い物~お?
腹が減ってんだよ~
腹が減り過ぎて、力がはいらね~んだ!
何か食い物はね~~~のかって言ってんだ!
はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
あんぱんとバナナはある見て~だぞ!
よ~し、全~部、持ってこい!
パクパク、、、ガブバブ、、パクパクパク、、ガブガブ、、
美沙~ お前! めちゃめちゃ食うんだな~
バカ! 腹が減っては戦ができね~って言うだろう!
先ず、食わないとな~
何をそんなに見てんだ~ 見るんじゃね~~~~!
私は成長盛りの純情な女子高生なんだぞ!
わかってんのか~~~?
パクパク、、、ガブバブ、、パクパクパク、、
おい、、見ろよ! 信じられね~ ぜ~んぶ食っちまった!
お前の腹、ど~なってるんだ?
うるさい!
それより、
ピーナツバターとでっぷりパンダはど~なった?
ああ、、、今、そこで眠ってる!
まあ、病院へは連れて行かないでもよさそうだ!
美香ちゃんが、2人の横で様子を見ています。
美香ちゃん!
2人の様子はど~なの?
う、うん!
よく分かんないけど、何かうなされてて、、、
私は、2人の様子を見てみました。
え!
これって脱水症状だわ!
体も冷えて震えてる!
美香ちゃん!
私と同じことをパンダにしてくれない!
私はそう言って、
ピーナツバターに口移しで何度も水を飲ませました。
美香ちゃんもパンダに同じことをしました。
皆が取り囲む中で私は必死に口移しで
何度も何度も水をピーナツバターに飲ませました。
ピーナツバターの体内に私の口から水が流れ込みます。
みんなが息をのんで見守っています。
杉浦先生!
毛布を2枚お願いします。
ああ、、、分かった!
私は、ピーナツバターの横に立てってツインテールの
ピンクのリボンを外しました。
長~い黒髪が腰の処まで降りて来ました。
私は胸のリボンを取って、白のブラウスを
脱ぎました!
お、お、おい! 美沙! お、お前!
何をしてる!
見れば分かるだろーーーーーーーーーーが!
裸になるんだよ~~~~~~~~~お! 裸に!
なんだって~~~~~~え! 裸になる~~う!
そ~~~~~だ! それがど~したってんだ!
止めろ! お前! 何考えてるんだ!
お前は女の子だぞ!
こんなに大勢の男の前で、裸になってど~する!
止めろーーーーーーーーーーーーーーーーーお!
女だぞ! お前は女だ! やめろーーーーーお!
そ~だ! 私は女だ!
だが、やめね~~え!
私は、スカートのホッグを外しファスナーを降ろし
スカートを脱ぎました。
お、おい! 美沙! お前! なぜなんだ?
何をするつもりなんだ?
スキンシップだよ~
私の肌とこいつの肌をくっ付けて
ピーナツバターの体を温めてやるのに決まってるだろが~
お前らこそ、何考えてるんだ!
私はこいつのダチだ!
こいつらが、
この4日間どれだけ寒い思いをしたか分かってんのか!
考えてみや~~~~~がれ!
こいつはな!
ず~~っと私たちが来るのを震えながら待ってたんだぞ!
こいつを温めてやらなきゃダメじゃね~~か!
私が女だからスキンシップが出来ね~って言うのか~
ふざけんじゃね~
私は、下着姿になりました。
下着は白でした。
見たい奴は、よ~く見やがれ!
これが、私の裸だ!
見られて、ちびるもんじゃね~しな!
うわ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、あ
きれい、、、、、、、、、、、、、、、、女神だあ~
甘~い匂だ、、、、、、、、、、、、、、、たまらない
そ~か、嬉しいよ!
小5のチビが、こんなに成長したんだよ~
私は、ピーナツバターを抱きしめて黒髪で
その体を覆いました。
毛布を掛けるんだ!
いつまで、私の裸を見てるつもりだーーーーーーーーーーあ!
すけべ野郎がーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
毛布を掛けろって言ってるだろうが~~~~~~あ!
美香ちゃんも、いつの間にか私と同じように
でっぷりパンダにスキンシップをしていました。
ピーナツバターの体に私の体温が伝わっていきます。
私の体の温もりで、
少しづつ、少しづつ、冷えたからだが温まっていきます。
私はピーナツバターの頭にほうを付けて言いました。
よ~く辛抱した!
頑張ったな、褒めてやるよ!
みんなが、お前を助けてくれたんだぞ!
お前のダチがみ~んな揃ってお前を探して
そして、お前を救出してくれたんだぞ~!
取り囲んでいたみんなから、すすり泣く声が聞こえます。
美沙! お前ってやつは! 美香!ありがとう!
・・・ 約1時間が経ちました。
美沙! いい匂いだ! ず~っとこのままで居てくれ!
俺! 美沙の匂い大~好き!
甘酸っぱくてさ、刺激されてもうたまらんよ、、、
オッパイでかいし、興奮のしっぱなしだ!
もう~ 行きそう~!
これが美沙の生肌か~ 温かで、もう最高~!
はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
バン!
ピーナツバターが3m程吹っ飛びました!
てめーーーーーーーーーーーーーーーえ!
いつから起きてんだよ~~~~~~~~お!
直ぐにでっぷりパンダも吹っ飛んでピーナツバターと
重なり合いました。
美香ちゃんと私は素早く服を着て元に戻りました。
ピーナツバター!
お前! いつから、起きてたんだって聞いてるだろが~
答えろ~
美香ちゃんがパンダに同じことを聞いています!
ピーナツバターが言いました。
何時からって、
口移しの水の時からに決まってるさ!
アンパンの味がして美味かったな~~~
あ、、、それに、、、バナナも美味かった!
何よりは、お前の味が最高だったよ~~お
何だとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーお!
てめーーーーーーえ!
ぶっ殺すーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーう!
でっぷりパンダが言います。
俺も!
美香ちゃんが、
でっぷりパンダの手を掴んで大きく投げ飛ばしました。
ドン!
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!
いてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーえ!
腸 超快!~根こそぎカラにする5つのルーティーン
夢と幻想の森