前回ページ ⇒   女切腹 六十六章(女子高生)せ

。。。(私のミスで以前UPしていた動画をUP致しました。すみません。)
    ご指摘を頂きありがとうございました。感謝で~す。ペコ!

。。。

木下真澄と並木純子は一緒にお京とこの部員の切腹を見学して回っています。

少しして、
木下さんがビックリした声で私にすり寄って来ました。

ええええええ、、、、、何? ちょっと、ちょっと、(並木)
真澄ってば、一体ど~したって言うの。。。

。。。。

純子! あなた絶対にビックリしちゃう! (木下)
落ち着いてから、私が指さす方を見てちょうだい!

。。。 なによ! 一体!(並木)

何言ってんのか分かんないじゃん? (並木)
真澄ったらいつだって大げさなんだから。きゃは

。。。 あそこ、見て! (木下)

とに角、真澄に言われてその指さす方向を見ました。

。。。

ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!(並木)

うそーーーーーーーーーーーーーーーーーーお!(並木)

あれ誰? 私がいる!(並木)

しかも黒パンはいてる! なんで~? ルール違反じゃない!(並木)

とに角、行ってみよう。ね、ね、早く、早く、(木下)

真澄に手を引かれて純子は恐る恐る自分にそっくりさんの処へ近付いて行きました。

ジロ~!

あっ! ヤバ! 目が合った!

。。。。。。。。。。。。。 一瞬、沈黙! いや~な空気が、、、

と、次の瞬間

きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!(木下、並木)

あまりのビックリと恐怖で私達は床に尻もちを付いてしまいました。

気が付くと
刀の先が宙を回って私の顔の前に上から突き出されています。

私が私をにらみつけています。
私のそっくりさんがにらみつけてる! 怖~い!

そなた、何奴、何者じゃ?
何故に私と同じ顔をしている?
けしからん! この場で切る!

。。。 待って~!

ストッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーープ!(並木)

待ってください!        (並木)
私は怪しい者ではありません。
藤木会長の弟子で並木純子2年C組で
今日は切腹の合同練習に来ています。
横に居るこの子は同じく2年の私と同じ切腹同好会のメンバーです。
よろしくお願いいたします。
(今にも切られそうなので一気に早口でしゃべりました。)

。。。

そうか、、
そなた、私と似てなかなかの美人じゃがな、私ほどでもないわ!
だから許す! 切らぬ

。。。。 は~? 変な理由、、、

処で、あなた様は? (恐る恐る、木下)

私の名は溝口ケイ2年じゃ!
お京殿の一番弟子で居合流切腹を主にやってる。
まあ、一番弟子と言っても黒パンサキという目の上のたんこぶが一人居るがな。。。
サキはほら吹きで、私は奴の事をほら吹きサキと呼んでる。

あの~ 黒の下着、いいんですか~?(並木)

はあ~! そなた何を言ってる。意味不明じゃ!(ケイ)
私は今言ったサキの介添え切腹を受けたところじゃ!
介添え切腹を受ける者は黒パンという厳しい掟なのじゃ!
破るとお京殿に破門される!

あの~ サキさんの介添え切腹を受けったって(木下)
仲がいいんですね~ 

ほら吹きサキと私は幼友達で居合友達じゃ! (ケイ)
居合のライバルでもあり美貌のライバルでもあるが、
美貌は私の方がキレイじゃ!
ただサキは自分の方がキレイじゃと思っているようじゃがな。

だからサキと私はライバルなのじゃ。(ケイ)
だが、
どちらもクッキーが大好きで一緒に食べ歩きをよくする。
美味しい店を見つけるとお互いに連絡し合って2人でよく出かけるのじゃ。

。。。(結局、仲が良いってことじゃん、、)

あの~ 見せて下さいますか~ 居合流切腹を、、(並木)

よかろう。
私の居合流切腹を見せてつかわす。(ケイ)

溝口ケイの居合流十文字切腹




動画 ↓ (1:55)

。。。

 六十七章(女子高生)そ 溝口ケイ 十文字切腹 Member page

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